科学的なデータに基づく教育を支援するWebサービスを展開する株式会社トワール(本社:大阪市北区、代表:浜野裕希、https://nocc.education/、以下トワール)は、九州大学マス・フォア・インダストリ研究所教授 河原 吉伸氏を顧問に迎えましたことをお知らせします。


河原氏は、九州大学などの拠点で統計的機械学習の基礎研究とその科学・工学分野への応用などの研究に従事しており、 人工知能学会2011年度文賞、令和2年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞 などを受賞しています。 著書の「劣モジュラ最適化と機械学習」(講談社サイエンティフィック)では、機械学習の主要問題への組合せ最適化手法の適用などを詳細に解説するなど、機械学習研究の先駆者として発信を続けています。

トワールは河原氏の参画により、統計的機械学習・人工知能分野からのサポートを得て、学習者、そして教育機関の皆さまの思考力や性格の特性をより正確に測り、データ分析の質を充実させることによって、今後も新しく効果的な教育方法などを生み出すべくより一層の発展に努めてまいります。

河原氏のコメント
機械学習やデータ科学と呼ばれる分野での研究や、大学における教育を行なっています。最近では、ニュースなどでAIという言葉を毎日のように目にするようになりましたが、機械学習はその技術的基盤となる研究分野になります。株式会社トワールでは、生徒の学習過程において取得されるビッグデータを、統計やAIを駆使して解析し、各生徒の進路に必要となる”客観的”な情報を提供するシステムを構築し提供します。このようなシステムは、個々の生徒の学習状況をより正確に、そして客観的に把握することにつながり、「学び」の質を著しく向上することを可能にすると期待しています。私も、機械学習の専門家として、より正確に、そして豊富な情報を提供できるシステムを目指して、技術的なサポートをしていければと考えています。

河原吉伸(かわはらよしのぶ)氏プロフィール
九州大学教授、理化学研究所革新知能統合研究センターチームリーダー、神戸大学 客員教授。
東京大学大学院工学系研究科 博士課程を経て、国内外問わず大学や研究所にて、統計的機械学習やアルゴリズム構築の基礎研究と、その科学・工学分野への応用などの研究に従事。企業や他の研究機関とも連携し、機械学習技術の実社会への応用にも取り組む。著書に「劣モジュラ最適化と機械学習」(講談社サイエンティフィック)など。
関連情報:http://jp.kawahara-lab.org/~kawahara/index.html

株式会社トワールについて
人を科学し、意思決定の支えとなる仕組みを作るというビジョンのもとで、学校、塾、大学などの教育機関を対象に、学習者の思考力や性格の特性を科学的データをもとにした検査で測ることにより、個々に最も合った指導方法や接し方、課題の与え方を提供するサービスを運営しています。人が自分の人生をより豊かに生きられるようにするために、データに基づき、将来に関する予測や認知外の選択肢を提供します。

会社概要
設立:2012年6月
本社:〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町1-12阪急ファイブアネックスビル1107
代表者:浜野裕希
資本金:113,420,000円(資本準備金含む)
事業内容:学習者の特性を科学的に測ることで最適な指導方法を提供する「NOCC」を教育機関に提供。
公式HP:https://nocc.education

配信元企業:株式会社トワール

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