中国メディア・東方網は22日、「中国はアジアで最も安全な国だと評されている」とする記事を掲載した。

 記事は、近年中国は国力が強まったことで世界的な地位もますます高まっており、多くの外国人が中国を旅行で訪れたり、中国の更なる発展に期待してビジネスをしにやってくると紹介。そして、中国にやってくる外国人の多くが中国について「社会環境がとても安定している」との感想を残すとし、中でも治安がいいと言われる日本人が中国の治安の良さを高く評価していると伝えた。

 その上で、実際に中国を訪れたという日本人2人の話を紹介。1人めは、初めて中国に行く際には些かの不安を禁じ得なかったものの、実際に訪れてみると「現地の人はみな友好的で、トラブルが起きれば多くの人が助けてくれる。他の国ではあまり見られない光景だ」という印象を抱いたとの感想を残したとしている。

 また、2人めは「中国では人身の安全が保障されるだけでなく、外国から来た人にもとても友好的。どの国から来たかなど気にせず、みんな同じ扱いをしてくれる。中国に行くのは親戚の家に遊びに行くような感じで、危険を恐れる必要がない」と語ったと伝えた。

 実際に日本人がそのようなことを言ったのかは、この記事だけでは知る由もない。実際に中国に住んでみて身の危険を感じることは確かに少ない。とはいえ、犯罪や事故に巻き込まれるリスクが全くないわけではないことに、留意しなければならない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

日本人が「中国はアジアで一番安全な国」と言っている=中国メディア