中国の有力自動車ディーラーであるパン(まだれに「龍」)大汽貿集団と富士重工業は3日、富士重工業の中国におけるスバル車の販売子会社スバル汽車(中国)有限公司」(SOC)を正式に合弁会社へ移行したことを発表した。4日付中国証券報が伝えた。

  SOCは10月1日から、中国全土のスバル車専門販売店を直接統括管理し、スバルブランドの中国市場における輸入販売、マーケティング、アフターサービスなどの全権を担う。

  富士重工業の100%出資による外資の単独出資企業として、SOCは2006年に設立された。この度の合弁契約で、SOCは両社の出資による中外合弁会社へと移行し、出資比率が富士重工業が17億700万円で60%、パン大集団が11億8000万円で40%となる。(編集担当:陳建民)