6月28日SKE48名古屋・栄にあるSKE48劇場で配信限定のチームKII「最終ベルが鳴る」公演が開催された。

【写真を見る】高柳明音もリモートで出演した

出演メンバーは従来の16人ではなく6人(青木詩織荒井優希江籠裕奈北野瑠華竹内彩姫日高優月)で、劇場内全てのドアを開放したり、ソーシャルディスタンスに配慮したフォーメーションでパフォーマンスしたりと、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策を取りながら行われた同公演は、冒頭4曲をSKE48の公式YouTubeチャンネルで生配信するという新たな試みも実施された。

また、公演後半のMCには高柳明音がモニター越しにリモート出演。先輩らしいコメントを残して退場する予定が、最後の最後に画面がフリーズしてしまうハプニングが発生し、ステージ上のメンバーからは「(おいしいところを)全部持っていった!」との声が。

最後の楽曲の前には、チームKIIの副リーダーである北野がコメント。「今日こうしてステージに立ってみて、心の底から楽しいなって」と始めたところで声を詰まらせると、「メンバーも何をしていいのか分からなくなったり、ファンの方々に楽しんでいただけてるのかなって思った」と、目に涙を浮かべながら自粛期間中の不安だった気持ちを吐露した。

そして、「こうして新しい形で少しずつできることを私たちは精一杯やっていって、1日でも早く明るい未来が来るよう願っています」(北野)と語ると、最後は14日に行われたチームS「重ねた足跡」公演同様、「遠くにいても」を披露して公演を締めくくった。

公演終了後には、チームSとチームKIIの2度目の公演予定(7月2日[木]、7日[火])、さらにチームEの「SKEフェスティバル」公演が7月8日(水)に行われ、鎌田菜月熊崎晴香斉藤真木子佐藤佳穂末永桜花須田亜香里が出演することが発表された。

北野瑠華 コメント

今日の公演は、通常の16人での公演を6人でやるという形だったので、どういう感じなのか全く想像できなかったんですが、いざステージに立ってみると、無観客という形ではありますが、ステージに立てたことの喜びとか、久しぶりにみんなで楽しんでいる時間とか、ファンの方が後ろ(のモニター)でコメントして応援してくださるのを見て、やっぱり劇場公演っていいなと改めて思いました。

今はこういう形ではあるけれど、これが今私たちなりにできる最大限のことなので、これから少しずつさらに工夫しながら皆さまにもっと楽しんでいただけるような公演を届けられたらなと思いました。実際ステージに立ってみて、ここをこうしたいなとか、ここをこうしたらファンの方が楽しめるんじゃないかとか、みんなで考えていることもあると思います。

これからまた公演もあると思うので、メンバーが違ってもまた新しいKIIを観ていただけるように、みんなでまた頑張っていきたいなと思います。直接会うにはまだ時間が掛かると思うんですが、画面越しでも劇場公演の良さやSKE48の良さを感じてもらえたらと思っています。(ザテレビジョン

6人体制で行われたSKE48 チームKII「最終ベルが鳴る」公演