では早速見ていきましょう。


■カレーの基本的な作り方
まずは市販のルーを使った基本的な作り方から見ていきましょう。




・材料(4皿分)

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*市販のルー   …1/2箱(70g)
*牛肉      …150g
玉ねぎ     …中1個
*じゃがいも   …中1個
にんじん    …中1/2個
サラダ油    …大さじ1
*水       …600ml




・作り方

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1.具材を一口大に切り、牛肉は角切りにする。
2.厚手の鍋にサラダ油を熱し、具材を炒める。
3.水を加え沸騰したらあくを取り、具材が柔らかくなるまで15分ほど煮込む。このとき弱火~中火がおすすめ。

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4.いったん火を止め、ルーを割り入れる。溶けたら弱火でとろみがつくまで約10分煮込んだら完成。


■隠し味を入れるタイミングはいつ?
カレーに隠し味を入れるとき、大体は最後の仕上げに入れることが多いです。でも実は、いろいろある隠し味によって入れるタイミングが違うことがあります。
*炒めるときに入れる
*ルーを入れる前に入れる
*ルーを溶かしたあとに入れる
*最後に入れる
などと大きく分けると4パターンあります。今まで何も気にせずに入れていた人も、今後は隠し味の種類によって変えてみるとワンランク上のカレーを作ることができるかもしれませんね♡


■みんなもおなじみ!カレーの王道な隠し味
ここではランキングでも上位に入るような定番の隠し味とその味について説明します。




・さっぱり食べやすいカレーに大変身!りんご

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りんごの甘みとさわやかな酸味が加わることで、さっぱりとした食べやすいカレーに仕上げることができます。りんごを隠し味として入れるときは、ほかの野菜を煮込むタイミングですりおろしたものを加えましょう。
分量は、カレー4人分に対して1/4~1個ほどを目安にお好みで調節してください。入れすぎてしまうとりんごの水分で味が薄まってしまうので注意してください。




・濃厚な仕上がりになるはちみつ

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自然な甘さでカレーのスパイスを引き立たせてくれるはちみつとろみとコクが増すことで濃厚な味わいになります。入れる分量は8皿分のカレーに対して大さじ1杯くらい入れてから調整してください。
ルーを入れた後や仕上げにはちみつを入れると、とろみがなくなる場合があるのでルーを入れる前に加えましょう。




・自宅でもプロの味に近づけるチョコ

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隠し味にチョコを加えるとカレーの辛さをマイルドにしコクがでます。タイミングはルーと同時に火を止めて入れるのがポイント。分量は鍋ひとつに対して1片~2片を味見しながら調整してください。
そのままチョコを入れるとルーとチョコが固まることがあるので、あらかじめ電子レンジなどで軽く溶かした状態で加えると良いです。ほんのりと甘みも加わることで子どもも食べやすいカレーに♡
砂糖のような甘さとは打って変わって、高級感のある甘みになるため、自宅でもプロの味に近づくこともできそうですね。




・さっぱりとしたまろやかなカレーになるヨーグルト

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まろやかでさっぱりとした味わいが特徴のヨーグルト。入れる分量は1人分あたりスプーン1杯くらいが目安です。多く入れすぎると酸っぱくなるので注意してくださいね。多く入れすぎたときは、はちみつを少し足して調節してみると◎。ヨーグルトは最後の仕上げのタイミングで入れることがおすすめです。




・コクのあるマイルドなカレーになるバター

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バターをカレーの隠し味に入れることでコクが深まりマイルドになります。入れる分量はカレー5皿分で大さじ1~2杯を目安に味見しながら入れてください。多く入れすぎてしまうと油っぽくなるので注意してくださいね。おいしく作るコツとしては、煮込んだ最後に加えることで、でき上がったカレーにバターの香りが伝わります♡




・旨み凝縮!マイルドな味わいになるウスターソース

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旨みがつまっているウスターソースは、香りや風味が増してマイルドが味わいになります。ウスターソースは調理段階で入れても、食べる直前にかけてもおいしく食べることのできる隠し味♡入れる分量は味見をしながらお好みに合わせてくださいね♡


■知る人ぞ知る!カレーの秘密の隠し味
ここからはあまり知られていないカレーの隠し味をご紹介していきます。




・しっかりとコクを出したいときにはインスタントコーヒー

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カレーにしっかりとしたコクを出したいときにはインスタントコーヒーがおすすめです♡ルーがしっかり溶けたあとにインスタントコーヒーを加えることで、カレーに作った翌日のようなコクと深みが味わえます。
たくさん入れすぎてしまうとコーヒーの苦みが目立ってしまうので、小鍋ひとつに対してスプーン半分~1杯程度がおすすめです♡




・とろけるようなカレーになるバナナ

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バナナを隠し味に使うことで甘くてとろけるようなカレーできあがります。バナナを隠し味に使うときは潰してからスプーン1杯程度を仕上げ直前に混ぜてくださいね。
バナナは少量でも甘みが出るので、味見しながら加えていくことがおいしく仕上げるポイントです♡




・深いコクをプラスワン!味噌

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深いコクをだしていつもよりグレードアップさせたカレーを作りたいときは、仕上げに味噌を入れるのがおすすめ。最後に入れることによって味噌の風味が引き立ちやすくなります。入れる分量は、ルー1箱に対して10g程を目安にしてください。入れすぎると塩分の摂りすぎに繋がるので注意してくださいね。




・メリハリのある味わいに!にんにく

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にんにくを隠し味に入れるとコク深いメリハリのある味わいになります。また、肉の臭みもとってくれる効果も期待できますよ。みじん切りにんにくでも、ニンニクチューブどちらでもOKです。
みじん切りの場合は8~10皿分のカレーに対してにんにく1~2片を、肉や野菜を炒める際にいっしょに炒めるのがおすすめ♡
ニンニクチューブの場合は、カレーを煮込み始める際に入れてください。おすすめの分量はルー1箱に対して小さじ1~2杯です。味見をしながらお好みにしてみてくださいね。


■自分のお気に入りの隠し味を見つけてみよう

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いかがでしたか?定番のものから意外なものまで、さまざまな種類がある隠し味。入れる食材によって分量やタイミングも違ってくるのでこの記事を参考にし、まだ挑戦したことのない隠し味を試して自分のお気に入りを見つけてみましょう♡
(mamagirl
掲載:M-ON! Press