あおり運転の罰則が新設された改正道路交通法が、30日に施行される。法改正のきっかけとなった東名あおり運転の遺族は、あおり運転を「ゼロにしてほしい」と語った。

【映像】名神高速“あおり運転”の一部始終

 あす施行される改正道交法では、通行を妨害する目的で車間距離を詰めたり急ブレーキをかけたりするなどいわゆるあおり運転を行った場合、3年以下の懲役または50万円以下の罰金となる。高速道路で車を止めさせるなど特に危険な場合には、5以下の懲役または100万円以下の罰金となる。いずれも運転免許の取り消しの対象になる。

 こうした中、法改正のきっかけの1つとなった、2017年東名高速あおり運転をされた末、亡くなった夫婦の遺族・萩山文子さん(80)は「ゼロになりっこないけど、ゼロにしてほしい。気持ちだけでも、みんながゼロにするという気持ちで運転ハンドル握ってほしい」と思いを語った。

 都内ではあすからの厳罰化に合わせて、警視庁ヘリコプターを使った上空からの取締りを始めた。これからはヘリコプター高速道路の上空などを飛行し、あおり運転などを発見した場合、連絡を受けたパトカーが現場に駆け付けるということだ。
ANNニュース
 

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“あおり運転”あすから厳罰化 東名夫婦死亡事故の遺族「みんながゼロにする気持ちで」