中国は23日午前、全地球測位システム「北斗3号」における最後の衛星の打ち上げに成功した。このことは「北斗」ネットワーク宇宙空間における配置が完成されたことを意味する。またさらに、中国の宇宙開発ないし中国の科学技術の歴史的な成果達成であり、世界経済に対して科学技術の強大な支えを提供し、新たな発展の動力を注入することを意味する。
 1994年に「北斗1号」の建設が始まってから、2020年に全世界向けネットワークが完成するまでに26年の月日が流れた。中国へのサービスアジア太平洋地域へのサービス、全世界へのサービスの「3段階の歩み」戦略により、「北斗」は米国のGPSロシアのGLONASS(グロナス)、欧州のガリレオと並んで、全世界の四大測位システムの一つになった。
「北斗」システムは中国が初めて全世界に提供する公共サービス目的の重要な宇宙空間上のインフラであり、全世界を対象とするネットワークの建設に成功したことが、各国の社会の発展や災害や感染症対策、経済の転換に大きく貢献することは間違いない。
 まず、「北斗」システムは時間と空間についての重要なインフラ施設として、測位、精密時報、ショートメッセージ通信の三大機能により各国社会の発展の助けとなる。次に、「北斗」のショートメッセージ機能は災害や感染症対策の正確性や効率を向上させると考えられる。さらに重要なことは、世界経済が感染症による打撃に直面し、新旧の動力が転換しようというこの重要な時期にあって「北斗」が5G、AIなどの技術と融合して発展することは、構造転換による経済発展や構造転換による産業のレベルアップの助けとなり、衛星ナビゲーションチップスマートフォン、電子商取引、自動運転、スマート都市、その他すべての衛星測位技術の応用が可能な産業経済のチェーンが創造されていくことになる。
 計画によれば中国は2035年には、「北斗」を中核としてさらに広範かつ融合的で、さらにスマート化された総合的な測位と精密時報のシステムを完成させ、世界経済の質の高い発展に貢献する。このことは、人類共通のすばらしい未来の追求こそが、まさに中国の科学技術発展にとっての原動力であることを示している。(CRI論説員)