中村倫也主演のドラマ『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系日曜日、夜10:00~放送)の最終回が28日に放送され、平均視聴率が9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で、前回第8話より3.0ポイントの大幅アップになったと報道された。

 本作は『東京タラレバ娘』『偽装不倫』(共に日本テレビ系)の原作者である東村アキコ氏による同名漫画が原作だ。美食家のイケメン探偵・明智五郎(中村倫也)が、助手の小林苺(小芝風花)と共に、殺人鬼・マグダラのマリア(小池栄子)が企てる“食”にまつわる殺人事件を、“食”を通じて解明していく――というサスペンスドラマだ。

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※以下、ネタバレを含む。

 最終回では、苺をさらったマリアとその手下たちが明智を晩餐会に招待するという展開に。晩餐会の途中、これが最後の晩餐だなんて嫌だと言い放った苺に対して、マリアは手下の伊藤(武田真治)が用意したトリカブト入りの注射で毒を注入する。しかし、その毒は伊藤によってすり替えられており、苺の命に別状はなかった。その後、晩餐会場を警察に包囲され、マリアは自ら外へ出て刑事の上遠野透(北村有起哉)を抹殺しようとするも、高橋達臣(佐藤寛太)に足を撃たれてしまう。高橋が二度目の発砲をした際、伊藤がマリアをかばって死亡する。最終的にマリアは崖から海へと落ちたが、その後はかつてマリアに殺人の指南を施してもらったアイドルのココ(武田玲奈)がマリアの意志を継ぐのだった。

 明智と苺は生き残ったものの、結局マリアが改心することなく、最後に彼女の後継者が現れてしまう展開に対し、視聴者からは「ココがマリアを継ぐとか…後味悪すぎる」「マリアの殺人欲求止まらないまま死亡かよ。マリア好きだから更生してもらいたかった。最悪の終わり方」という批判の声が挙がっている。

 さらに、「マリアは足撃たれたのに、なぜ晩餐会場から崖まで逃げ切れたの?」「シェフ(伊藤)死にそうなのに、どうして明智は淡々と喋ってるの?」「苺が崖に駆けつけた時、すでに着替えてるの謎すぎ。そんな余裕あったのか?」という疑問の声も数多く寄せられている。

 「特に視聴者が納得できなかったのは、最終回で明智が何も謎を解いていない点のようです。マリアが苺に注入した毒は、あらかじめ伊藤が危険でないものにすり替えただけで、明智は何もしていません。さらに、今回は“探偵”らしく謎を解くシーンもありませんでした。最後も、マリアや手下たちを改心させることもできず、結局マリアの後継者が現れてしまう展開に、視聴者からは『明智が無能すぎて笑える。今回何も活躍してないじゃん』『明智が謎を解かず、ただマリアに振り回されて終わった。一体何を見させられてたんだ?』『タイトルの“美食探偵”は詐欺だったのか?これじゃただの美食家じゃん』『リアリティより雰囲気優先する東村アキコが原作者だから、本格的な推理とかは期待してなかったけど、せめてドラマでは推理シーン入れてほしかった…』という批判の声も集まっています」(ドラマライター)

 批判の声が挙がる一方で、「ソーシャルディスタンスでの撮影とか、オリジナルエピソード入りの特別編とか、色々工夫してくれた中での最終回…本当に感慨深い。もっと続いてほしかった」「食をテーマにしたサスペンスとか、今までに見たこともない探偵ドラマで新鮮だった!終わるのが寂しい」「明智もマリアも、登場するキャラクターが魅力的すぎてもう見れないのがつらい!」という“ロス”の声も多く寄せられている。

 続編を希望する声も集まっているが、果たして続編製作は実現するのだろうか?今後も作品情報に注目していきたい。

中村倫也