幻想的な演出を取り入れたサーカスで知られるカナダの「シルク・ドゥ・ソレイユエンターテイメントグループ」は6月29日、破産法の適用を申請し会社更生手続きに入ることを発表しました。

【画像】世界各地でさまざまな演目が行われていた

 シルク・ドゥ・ソレイユは、COVID-19新型コロナウイルス感染症)の感染拡大の影響を受け、3月以降劇場での上演を休止。3月19日には、スタッフの95%を一時解雇していました。

 今回の発表では、カナダでは会社債権者整理法(CCAA)を、米国では連邦破産法第15章に基づき、裁判所に債権者の保護を求めていることが明かされています。同社に出資するファンドや企業、ケベック州貯蓄投資公庫は、シルク・ドゥ・ソレイユの債務の引き受けと再生に向け3億ドルを投入することで合意。また、カナダ政府のインベストメント・ケベックからも2億ドルの調達を行い、公演再開を目指していきます。

 シルク・ドゥ・ソレイユエンターテイメントグループCEOのダニエル・ラマー氏は、今回の破産法の適用について「シルク・ドゥ・ソレイユは過去36年間、公演を商業的に成功させてきました。しかし、COVID-19 の影響ですべてのショーが強制的に閉鎖されて以来、収益がゼロになったため、当社の将来を守るために断固とした行動を取らなければなりませんでした」と述べています。

 シルク・ドゥ・ソレイユは日本でもファンが多いエンターテイメント集団。これについて、SNSでは驚きの声とともに「大好きだからまたみに行きたいな」「また復活してほしい」というメッセージが多数投稿されています。

シルク・ド・ソレイユ公式サイトより