横須賀中央駅を出発するとすぐに「22」番トンネルに入ります。
京急本線には23のトンネルがありますが、これまでに通過したトンネルをまとめてみました。
京急田浦駅 「11」「12」「13」「14」番トンネル 安針塚駅
安針塚駅 「15」「16」「17」「18」番トンネル 逸見駅
つまりほぼ三浦半島に入った杉田駅から、県立大学駅までの間に15のトンネルがありました。首都圏の大手私鉄の中では京浜急行電鉄が群を抜いてトンネルが多いのではないでしょうか。後発のつくばエクスプレスは、地上の用地買収を避けた結果全体の25%がトンネルですが、いわゆる大手私鉄には含まれません。
県立大学駅、横須賀中央駅から1.2kmです。島式ホーム1面2線、ホームが微妙にカーブしています。
ここからは【駅ぶら】カット。下り電車が出て行きました。
上りホーム側、品川方面を見ています。
ホームから改札口には品川駅側の階段かエレベーターで下ります。
駅名標。1930年(昭和5年)湘南電気鉄道の横須賀公鄕駅として開業。現在も横須賀市公郷町は県立大学駅の南側富士見町のさらに南に存在しています。しかし、駅所在地は横須賀市安浦町です。
戦後京浜急行電鉄の発足で京急の駅になり1963年(昭和38年)京浜安浦駅、1987年(昭和62年)には京急安浦駅に改称されました。2003年(平成15年)神奈川県立保険福祉大学が駅の北側に設立されたことにちなんで2004年(平成16年)県立大学駅に改称されました。
古い開業以来の雰囲気が残る木造駅舎がありましたが2005年(平成17年)現在の駅舎に建て替えられました。
階下の改札口に向かいます。
改札口の外は坂を下る地形になっています。埋立が進む前は安浦という地名が表す様に、この辺りは海岸沿いだった様です。神奈川県立保険福祉大学やマンションなどが並ぶ平成町は全て埋め立てられた土地です。今では海岸線まで1kmくらい離れています。
では県立大学駅周辺を【駅ぶら】します。
【駅ぶら03】京浜急行92 に続きます。
(写真・記事/住田至朗)
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