レアル・マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督は、ライバルの相次ぐ躓きを受けても、ラ・リーガ制覇に向けて油断を見せることはない。

新型コロナウイルスの影響による一時中断から再開後、攻守両面で隙のない戦いをみせ、リーグ戦5連勝中の首位マドリー。

一方、エースFWリオネル・メッシへの依存度の高さ、一部主力の不振が目立つ2位のバルセロナは、再開後の5試合で2勝3分けと失速が顕著だ。

これにより、現時点での両者の勝ち点差は暫定で1ポイントとなっているが、マドリーが今節勝利した場合、その差を4ポイントに広げることができる。さらに、当該成績で上回っているため、実質の勝ち点差は5ポイントあり、3年ぶりのラ・リーガ制覇に向けてかなり有利な状況だ。

そういった状況の中、2日にホームで行われるラ・リーガ第33節、ヘタフェとの自治州ダービーに向けた公式会見に出席したジダン監督は、バルセロナとのタイトルレースの行方について言及。「まだ、何も獲得していない」と、チーム全体の気を引き締めている。

「選手たちのことをとても誇りに思っている。彼らがここ最近やってきたことは簡単じゃないからね。だが、6つの決勝戦が残っている。試合に勝つために全力を尽くすつもりだ」

「調子は良いが、何の意味もなさない。我々は自分たちがやってきたことを継続しなければならないし、明日も同じことをするつもりだ」

「仮に勝ったとしても、何かが絶対的に変わることはない。我々は自分たちがやっていることを続けて流れをキープするつもりだ」

「自分たちのエネルギーを持って、そうすることだけを望んでいる。非常に難しいチームを相手に対峙しなければならない。試合に勝つために解決策を探し求めるよ」

「現実として我々には6試合、18ポイントが残されている。対戦相手をリスペクトする必要がある。ライバルたちは最後までラ・リーガで優勝するために全力を尽くすはずだ」

「我々はまだ何も獲得していない。したがって、自信過剰になったり、タイトルレースが終わったと考えるべきではない」

「私自身、選手として、そのような状況を経験しており、そこから彼らに話すことができる。ただ、選手は自分たちが何も勝ち取っていないことを理解してくれているよ」

なお、対戦相手の5位ヘタフェはチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向け高いモチベーションを維持しており、3戦連続ドローが続いていた中、直近のレアルソシエダ戦では再開後初白星を挙げている。

そのため、3-0で圧勝した前回対戦のようなラクな試合展開は想像しがたく、ジダン監督が望む一戦必勝の姿勢が求められるところだ。

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