新型コロナウイルスの感染状況は国によってかなりの差が出ており、現在では米国やブラジルが深刻な状況にある。米国では経済活動が再開されつつあるが、1日の感染者数は過去最高の水準となっている。

 中国メディアの今日頭条は24日、日韓では一部で米国の新型コロナ対策を評価する声があると主張する一方、「中国のコロナ対策の成果を無視している」と不満を示す記事を掲載した。

 記事はまず、中国の新型コロナ対策における成果は世界中ほとんどの国から認められていると主張。特に欧州は中国の対策に敬意を表し、模倣することさえしているのに、「日韓と米国、台湾だけは別だ」と不満げに伝えた。ではなぜ、日韓は「素晴らしい結果を出した中国を無視し、米国を称賛する」のだろうか。

 記事は3つの理由が考えられるとしている。まずは、米国が「完全にロックダウンしなかったこと」。自由をあまり制限しない範囲でのコロナ対策を行っており、これは強制的に商業活動を止め、プライバシーに踏み込んで監視を行う中国とは異なると指摘。日本や韓国からすると中国の方法は受け入れがたいのだという。しかし、記事は「命を何よりも優先し、成功した中国の功績は無視されている」と不満を示した。

 2つ目は「米国崇拝」の心理にあり、米国の同盟国である日韓は、いつも米国を判断基準にしていると批判。コロナ問題で「勝った」中国を無視して、明らか失敗した米国を高く評価しているとの矛盾を指摘している。3つ目は「メディア操作」のためで、日韓のメディアはもともと中国に対して否定的なので、国民は偏った知識により判断していると主張している。

 日韓と中国との認識の違いは、ますます大きくなっているようだ。記事は、中国は日韓以外のほとんどの国から敬意を受けており、このまま中国に対して「色眼鏡で見ていると世界から取り残されることになる」と警告している。なんとも強気の発言だが、中国での初期対応のまずさが原因で世界中に感染が拡大したとの批判や、その後に中国が行ったマスク外交では粗悪品を輸出しながら感謝や称賛を強いるなど、実際には多くの国が中国に対する批判を強めているのが現実ではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

なぜだ! 日本や韓国はなぜ「中国のコロナ対策を評価しないのか」=中国報道