マンチェスター・Uコートジボワール代表DFエリック・バイリーを来シーズン、レンタル移籍させる考えのようだ。イギリス紙『デイリー・メール』が2日に伝えている。

 2022年6月30日までの契約を残しているバイリーだが、今シーズンはヒザの負傷で戦力となっていない。またイングランド代表DFハリー・マグワイアとスウェーデン代表DFヴィクトル・リンデロフが不動の地位を築いている現状を考慮して、来シーズンは出場機会の見込めるクラブで1年間プレーさせたい方針のようだ。移籍先として挙がっているのはバレンシア。同クラブではアルゼンチン代表DFエセキエル・ガライの退団が濃厚で、フランス人DFムクタル・ディアカビが不安定なプレーを繰り返すなどセンターバックの補強が急務となっている。

 ビジャレアルから加入以降、出場すれば一定のパフォーマンスを見せる一方で、度重なる負傷によってレギュラー定着のチャンスをフイにしてきたバイリー。加入初年度こそプレミアリーグで25試合に出場したが、2年目以降は13、12、3と年々陰が薄くなっている。

マンチェスター・Uのバイリー [写真]=Getty Images