中国ではモバイル決済が普及し、財布を持ち歩く必要すらなくなった。もはや「スマートフォンがなければ、日常生活がままならない」という中国人は少なくないだろう。事実、中国では高齢者から子どもまで、スマートフォンを一切手放さずに毎日過ごしているという人は多い。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本ではいまだにガラケーと呼ばれるフィーチャーフォンを使用している人が少なからず存在することを紹介する記事を掲載し、「根強いガラケーユーザーが存在しているのはなぜか」と問いかける記事を掲載した。

 二つ折りの携帯電話フィーチャーフォンと呼ばれ、日本では「ガラパゴス携帯」、あるいは「ガラケー」とも呼ばれている。記事は「日本ではガラケーを使用するユーザーが今も一定数存在する」と紹介し、なかには「好んでガラケーを使い続けるユーザーがいることは中国人からすると理解し難い」と論じた。

 続けて、日本は中国より早くから携帯電話が普及したとし、2001年には3Gサービスが始まったと紹介、これは中国よりも圧倒的に早かったと指摘した。そして、日本は中国よりも早い時期から携帯電話に様々な機能が搭載され、ガラケーでも「お財布機能や音楽配信、テレビの視聴が可能だったため、スマートフォンが登場しても強い関心を示さなかった人は多かった」と論じた。

 さらに、日本で進む高齢化スマートフォンの普及を阻む要素となっているとし、「日本人の高齢者は通話やメールができれば十分と考える人が多く、こうした高齢者はガラケーの機能に満足している」と指摘した。

 日本の状況に対し、中国ではデータ通信の整備は出遅れたものの、スマートフォンを利用したモバイル決済は瞬く間に中国全土に浸透し、高齢者にもスマホ決済は日常の習慣として柔軟に受け入れられた。また、日本ではデータ通信料の高さからガラケーを選ぶ人もいるが、中国は通信料金が安いので、逆に「ガラケーを選ぶメリットや動機がない」というのも日本とは異なる点と言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

一体なぜ・・・日本には好んでガラケーを使い続けるユーザーがいるらしい=中国