ハイアス・アンド・カンパニー株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:濱村聖一 以下、ハイアス)は、この度「『暮らし方』に関する実態調査」を実施いたしました。以下、結果をお知らせいたします。
今回の調査は、with コロナ / アフターコロナと言われる時代をむかえ家族が自宅で過ごす時間が増えていることを受け、自宅の中での暮らしの変化をより詳細に調査しております。

結果から、30代の持ち家一戸建てに住む生活者において自宅で過ごす時間をより豊かにしようという姿勢を示す暮らし方が増えていることが分かりました。

【主な調査結果】
Q:新型コロナウイルスによる外出自粛要請が出されて以降、自宅での時間の過ごし方に変化はありましたか。そもそも各項目のような過ごし方をしていない場合は、「当てはまらない(そのような過ごし方はしない)」をお選びください。

項目1:【家族との対話時間】の変化
分譲マンション居住者、賃貸住宅居住者も含めた全体では31.6%が「増えた」と回答し、持ち家一戸建て居住者では31.4%となり、ほぼ同等でした。しかし、世帯主が30歳代、40歳代の一戸建て居住者では「増えた」という回答割合が高い結果となりました。


項目2:【出来合いのものではなく手料理をする機会(時間)】の変化
全体では23.7%の世帯が「増えた」と回答していますが、持ち家一戸建て居住者では20.3%と、全体に比べ「増えた」という回答割合が低い結果となりました。しかし、持ち家一戸建て居住者のうち世帯主が30歳代の世帯に限って見ると「増えた」という回答割合は全体を上回る31.4%となりました。

項目3:【ゆっくりお風呂に入る癒しの時間】の変化
全体も持ち家一戸建て居住者も「変わらない」、つまり、もともとお風呂に入る癒しの時間を大切にしていた(持っていた)ことが伺えます。そのなかで特徴的な変化を見せたのが、世帯主が30歳代の持ち家一戸建て居住者で、「増えた」という回答割合が12.6%と高い回答割合となりました。

項目4:【庭でガーデニング家庭菜園を楽しんだり、リラックスする時間】の変化
持ち家一戸建て居住者全体では13.6%が「増えた」と回答していますが、そのなかで特徴的な変化を見せたのが、世帯主が60歳代以上の持ち家一戸建て居住者で、「増えた」という回答割合が15.4%と他の世代に比べ高い回答割合となりました。

【調査結果の分析と見解】
今回の調査では、手作りの料理をつくる時間、庭で過ごす時間が増えたという回答割合も含めて、家にいる時間が増え、これまで通勤などに使われていた時間が家族とともに過ごすための時間に変わる、つまり生活時間の構成が変わりつつあることがわかる結果となりました。

時間の使い方、生活時間の構成が変わるということは必然的に求められる生活「空間」も変わるはずです。例えば、何もない庭ではなく親子で体を動かして遊ぶスペース、ベランピングをするスペース、一部で花や野菜を育てるといったことに適した環境になっているか、などが問われることになるはずです。また室内空間を変える、例えばテレワークの作業環境、家族で過ごす時間を充実させるリビングの設えを整備する動きはすでに家具のネット販売の好調さなどにも現れています。

室内にしても庭にしても空間を変える、つまり「手入れ」をするのは過ごす時間が増えた自宅の中の居心地をより良くしたいということが動機です。新型ウイルスの感染防止策としての自宅時間増加を機に、自宅の「手入れ」の重要性を提案し、その先の改修需要の顕在化につなげていくことはハイアスのデザイン断熱リフォーム事業「ハウスINハウス」、デザイナーズガーデン事業「GARDENS GARDEN」にとって可能性を広げるチャンスであると考えます。

【調査概要】
調査対象 : 全国の30代から60代の一般生活者(東京都沖縄県は除く)
回答数 :991 件(うち持ち家一戸建て居住567件)
・年代:(回答者)30代20.9%、40代30.6%、50代30.7%、60代17.9%
    (世帯主)20代0.2%、30代19.3%、40代29.4%、50代29.4%、60代18.9%、70歳以上2.8%、不明0.1%
・男女比:男性58.7%、女性41.3%
・住居形態:一戸建て(持ち家)57.2%、一戸建て(賃貸)2.3%、分譲マンション14.7%、賃貸マンション11.8%、賃貸アパート9.4%、その他4.5%
調査方法 : インターネット調査
実施時期 : 2020 年 6 月 24 日~6 月 25 日

※パーセンテージの計算は小数第 2 位を四捨五入し記載しているため、合計が 100%にならない場合があります
※一戸建て持ち家(世帯主30歳未満)はn=2につきグラフは省略しています
※アンケート結果を記事などに引用される場合は調査元として「ハイアス・アンド・カンパニー」とご記載の上ご活用ください。

今回の結果は、ハイアスの事業であるハウスINハウス事業(戸建て断熱リフォーム)やGARDENS GARDEN事業(外構、ガーデニング)の成長可能性にもつながる暮らし時間の変化であると考えられます。

ハイアスでは、地域密着の住宅・不動産に関連する産業の代弁者としての役割を果たしていければと考えており、生活者の住まいに関わるニーズや暮らし変化の兆しをいち早く掴み、住宅・不動産事業のビジネスプロセスにおいてイノベーティブなナレッジを提供いたします。今後も「住宅・不動産の取得が個人の資産形成に直結する社会の実現」の理念に基づき、新規事業の開発や既存事業の発展を続けてまいります。

■GARDENS GARDEN事業について
住宅設計・施工に精通し、全国からオファーが来るガーデンデザイナー宮本里美をハイアスのグループ会社であるGARDENS GARDEN 株式会社の代表取締役として迎え、宮本代表による設計指導体制のもとでガーデンデザイナーを組織化、建物とあわせてエクステリア・植栽までトータルな「住宅空間」を提案する住宅会社、外構工事会社を支援しています。「GARDENS GARDEN」事業加盟店は、GARDENS GARDEN 株式会社が提供するプランをもとに施主への提案、施工、さらにアフターメンテナンスまで提供が可能になります。

■ハウス IN ハウス事業について
従来の断熱リフォーム工事の大きな障害である「躯体や仕上げを解体しなければ工事ができない」「1 棟まるごとの改修が必要となるため大規模で高額な工事が必要になる」といった問題を、オリジナル断熱パネルの開発によって非破壊・短工期・価格明示のリフォーム工事を実現した戸建断熱リフォーム事業です。ハウス IN ハウスの工法は従来の建物を残したまま、新たに断熱性能とデザイン性に優れたお家を創る、「お家の中身を新築に」することを特長としています。

配信元企業:ハイアス・アンド・カンパニー株式会社

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ