バイエルンは3日、マンチェスター・シティからドイツ代表MFレロイ・ザネ(24)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2025年6月30日までの5年となる。

イギリスBBC』によると、移籍金は4470万ポンド(約59億5000万円)となり、ボーナス1010万ポンド(約13億4000万円)を含め、移籍金の総額は5480万ポンド(約72億9000万円)になる可能性があるという。

バイエルンは元オランダ代表FWアリエン・ロッベンと元フランス代表FWフランク・リベリの退団に伴い、昨夏から熱心なアプローチを続けており、今回ようやくザネの獲得に漕ぎつけた。

そのため、バイエルンの最高経営責任者(CEO)を務めるカール=ハインツ・ルンメニゲ氏も、“ロベリー”の後継者の獲得に満足感を示している。

「レロイ・ザネをバイエルンに迎え入れることができて本当に満足している。彼はここ数年に渡って並外れたプレーヤーであることを証明してきた。とりわけ、代表チームにおいてね」

「我々の目標は最高のドイツプレーヤークラブに集めることにあり、レロイとの契約はそれを強調する結果となった」

また、長期に渡る交渉の末に、意中の快足ウイングの獲得を実現させたスポーツディレクターのハサン・サリハミジッチ氏は、「レロイがバイエルンプレーヤーになることを嬉しく思う。彼は違いを生み出すプレーヤーであり、そのクオリティで我々のチームを強化してくれるはずだ。セルジュ・ニャブリ、キングスレー・コマンに加え、レロイの存在が試合において重要なワイドポジションを非常に高いレベルで整備してくれる」と、コメント

さらに、次期会長就任が内定しているオリバー・カーン氏は、「プレーヤーとしての彼のクオリティに議論の余地はない。彼のスピードテクニック、得点に絡む能力こそが彼をトッププレーヤーたらしめている。そして、人間的にも我々のクラブマッチしている。彼の契約によって我々はヨーロッパの第一線に留まり続けるという目標に向け、大きな一歩を踏み出した」と、ザネのタレントに太鼓判を押している。

最後に、2016年以来の母国復帰を果たしたザネは、新天地での意気込みを語っている。

バイエルンは大きな目標を抱く本当に偉大なクラブだ。そして、彼らの目標は僕の抱くものと合致しているものなんだ。新たなチャレンジ、新たな仲間と一緒にトレーニングすることを今から心待ちにしているよ」

「ハンジ・フリックU-21ドイツ代表時代から知っているんだ。当時、僕らは素晴らしい関係を築けていたよ。バイエルンでできるだけ多くのトロフィーを獲得したいと思っている。とりわけ、チャンピオンズリーグは最優先事項だね」

2016年夏に移籍金3700万ポンド(約49億2500万円)でシャルケからシティに加入したザネは、公式戦通算135試合で39ゴール45アシストマーク。しかし、昨年8月に右ヒザ前十字じん帯損傷の大ケガを負い、今シーズンリーグ戦出場は復帰戦となった6月22日プレミアリーグ第30節バーンリー戦での11分間にとどまっていた。

また、2015年11月デビューを飾ったドイツ代表では通算21試合に出場し、5ゴールを挙げている。

なお、ザネの選手登録は来シーズンからとなるが、来月にチャンピオンズリーグ(CL)を控えるチームの練習に来週から参加することになる。

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