今回紹介するのは、おれおさんが投稿した『【モノサシスト】だんだん加速する”Ievan Polkka(ロイツマ)”をモノサシで演奏してみた【おれお】』という動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

今回は懐かしのロイツマこと”Ievan Polkka”をだんだん加速させて演奏してみました!最後は前人未到の〇〇倍速…!?
等速証明用の目覚まし時計くんを膝に乗せたまま演奏するのが地味に難しかったです。


 モノサシを指ではじいて演奏する“モノサシスト”のおれおさんが、ものすごく速い演奏にチャレンジしました。常人には聞き取れないテンポに到達しています。

 おれおさんは、金属製のモノサシを指ではじくと出る、ビヨーンという音を使って演奏します。机からはみ出す長さを調整し、音程をとっています。音程の調整はミリ単位。非常に繊細な指使いが必要です。

 動画では『Ievan Polkka(イエヴァンポルッカ)』という2006年ころにネット上で流行したフィンランド民謡を演奏します。BPM120ほどの曲なので、等倍では速いところで1秒間におよそ8回の速さでモノサシを弾く計算になります。

 その時点でも簡単にはマネできない高度な芸ですが、演奏は1.5倍、1.75倍とどんどん速くなります。1.5倍の時点で「既に速い」というコメントが流れています。

 曲は、2倍、2.5倍、3倍……と、さらに速くなります。3倍というと、1秒間に24回モノサシを弾く速さです。もはやメトロノームも追従不能でしょう。一緒に歌うことすら難しいテンポですが、ちゃんと演奏できています。そして驚くことに、おれおさんの挑戦はこれにとどまりません。最後は5倍にチャレンジします。

 5倍というと、1秒間に40回モノサシを弾く速さです。演奏があっているのか、常人の耳では聞き取れません。しかし、おれおさんの演奏は、バックに流れる音楽とちゃんと同時に終わります。演奏後「無理ー!」と叫んでいますが、同時に終われるだけでもすごいです。

 常軌を逸した演奏に「もはやバグwww凄い」「指おかしい」などのコメントが寄せられています。おれおさんがニコニコ動画に初めてモノサシ演奏を投稿したのは2011年。いったいどこまで進化してしまうのでしょうか。

視聴者コメント

指おかしい
ええ!?
やばww
もはやバグwww凄い
これはもうwwwwwwwww

文/高橋ホイコ

▼動画はこちらから視聴できます▼

【モノサシスト】だんだん加速する”Ievan Polkka(ロイツマ)”をモノサシで演奏してみた【おれお】』

―あわせて読みたい―

なぜベストを尽くしたのか――モテたエピソードから“機材”自慢まで、日用品で音楽を奏でる演奏家たちが語る「演奏してみた」【RAZO×おれお×お野菜×ケロリン】

異色演奏者が大集結! 笙・手オナラ・モノサシ・ガチャポン・ゴミ・頭・指パッチン・オタマトーン・グラスハープで大合奏