女子からすれば、付き合っている彼がなかなか結婚を決めてくれないのはやきもきするし、このまま付き合って突然フラれたりするのもイヤ・・・という恐怖や焦りがあるもの。でも男子には、なかなか結婚を決めない理由に〝人生設計〟があるんだそう!?

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人生設計を立ててその通りに進みたい男子

結婚式でウエディングドレスを着たり、将来子どもを産んだりと結婚に夢や憧れを抱く女子に対して、男子は結婚に対しては意外と堅実だったりするよう。たとえば、結婚後に家や車を買うために貯金は足りているのか、子どもは何歳までに何人など人生設計を立てる男子も意外と多く、その目標に達していないために結婚に踏み切れない、という理由があるんだそう。

アラサー男子Kさんの人生設計とは?

Kさん(IT関連会社勤務・31歳)の人生設計

僕の定年の年齢から逆算して結婚を決めたい

「いま31歳なんですが、そろそろ結婚しなくちゃまずいと思っています。その理由は小さいころに人生設計を考えはじめて、中高生ぐらいにはだいたい固まっていたんだけど、その設計通りに進めるなら、すでに結婚して1人目の子どもができていないといけないから。

僕の大まかな人生設計はこう。僕が定年を迎えるまでに、子どもがだいたい大学院を卒業しているのが大前提。となると、仮に60歳で定年とするなら、子どもができるのは30歳で1人目、32歳で2人目、34歳で3人目が理想。僕が働いているうちにほぼほぼ社会人になっていて欲しいんです。だって退職金が子どもの教育費で消えたらイヤじゃないですか。退職金は、老後夫婦のために残しておきたいから。

ただ、今人生設計通りに進められていないので、定年を65歳設定で組み直さないと(笑)。とはいえ、半年前にフラれて、それっきり彼女はできる気配がないんだけどね・・・(泣)」

貯金が2,000万円になったら結婚したい!

Tさん(IT関連会社勤務・28歳)の人生設計

貯金が2,000万円に近くなったら結婚する予定!

「僕、いま貯金が1,500万円ぐらいあるんだけど、2,000万円とはいかないまでももう少し貯金が貯まったら今付き合っている彼女と結婚を決めたいと思ってる。というのも、結婚したらまず最初に家を買いたいんです。

一般的に住宅ローンは35年と言われいていて、頭金を1,000万円入れて30歳までに家を買えば、マックスでローンを組んでも定年の65歳で返済を終えるはず。繰上げ返済などもうまく使って、できるだけ早く住宅ローンを終わらせて、老後はお金の心配なく過ごしたいですね。子どもは2人が理想なんだけど、定年までに大学を出したいから、そういう理由でもそ貯金がたまり次第結婚をしたい。

ただ、この僕の人生設計をちらっと彼女に話したことがあるんだけど、すぐにでも結婚したい彼女はあまり理解していないみたいで『そんなの結婚だけまず先にしても同じじゃない?』って。まあそうなんだけど、一度段取った以上、できればその通りに進めたい。堅実だし、融通がきかないともいう(笑)。でもそれが男の考え方だと思ってます。

とはいえ彼女がそろそろ痺れを切らしているので、別れるとか言い出す前に早くお金を貯めなくちゃ!」

アラサー男子が考える人生設計とは?
定年から逆算して、定年までに子どもを社会人にしたい 貯金が2,000万円になったら結婚して、まず最初に家を買いたい 結婚後に家を買ったら住宅ローンを定年までに終わらせたい 老後は教育費やローンに縛られることなく、退職金は夫婦のために使いたい

取材・文/成田リナ
(andGIRL)

掲載:M-ON! Press