明治安田生命J1リーグ第2節、ヴィッセル神戸vsサンフレッチェ広島が4日にノエビアスタジアム神戸で行われ、3-0で広島が勝利した。

新型コロナウイルスによる約4カ月の中断期間を経て、ついに再開に漕ぎ着けたJ1。だが、無観客試合や交代枠拡大など通常通りとはいかず、コロナ余波はもうしばらく続きそうだ。

そんな中行われる第2節。神戸は2月8日に行われたスーパーカップ横浜F・マリノスを下し、早くもタイトルを獲得。その後もアジアチャンピオンズリーググループステージで開幕2連勝を収めるなど好調だった。しかし、J1開幕戦では昇格組の横浜FCと1-1でドロー。初勝利を目指して広島を迎え撃つ。

対する広島は、開幕戦で鹿島アントラーズを3-0で破っており、城福浩体制3年目でさらなる円熟味を見せた。神戸とは2015年4月の対戦を最後に負けなしで、昨シーズンホームで6ゴール、アウェイデ4ゴールを挙げてシーズンダブル。相性の良い相手に開幕連勝を狙う。

試合は大方の予想通り、神戸がボールを保持する展開に。だが広島は10分、森島が得たFKから攻撃のチャンスを迎えると、青山が左サイドから入れたクロスを野上がヘディンシュート。山なりのシュートはわずかに枠を越えた。

集中した守りで神戸の攻撃を跳ね返す広島だが、20分に柏が太ももを痛めて交代を要求。急遽浅野をピッチへ送ったが、昨シーズンの最多得点者を早くも欠くことに。

思わぬアクシデントに見舞われた広島だが、その直後に川辺のラストパスを受けたドウグラス・ヴィエイラチャンスに。ボックス右に抜け出しシュートを放ったが、GK飯倉に止められた。

33分のイニエスタのドリブルシュートを防いだ広島は35分、左CKを森島が上げると、ニアでハイネルが逸らしたところをレアンドロ・ペレイラが押し込んで先制に成功した。

その後、神戸は推進力を上げて広島のゴールへ迫るが、GK大迫を脅かすまでには至らず、試合はアウェイの広島のリード折り返した。

後半の立ち上がりにドウグラスシュートを許しヒヤリとした広島だが48分、左サイドスペースボールを呼び込んだドウグラス・ヴィエイラを起点に中央に戻すと、川辺の相手の股を抜く見事なスルーパスに右から抜け出した浅野が追加点。兄・拓磨を彷彿とさせるフリーランからJ1初ゴールを記録した。

2点を追う神戸は55分に渡部を下げて小川を投入。広島も61分にドウグラス・ヴィエイラに代わって東が起用された。

その後は神戸の攻勢が続くが、徹底した守りを見せる広島が危なげなく攻撃を跳ね返していく。一度GK大迫のキックミスでピンチを迎えるが、78分にはイニエスタのミドルシュートを弾く好プレーゴールを死守。

すると81分、相手のクリアボールを跳ね返し攻撃に転じた広島は、東のスルーパスでボックス右に抜け出したレアンドロ・ペレイラがゴール。勝利を大きく手繰り寄せる3点目が決まった。

終盤には大崎のヘディンシュートと途中出場の田中のボレーシュートに脅かされるも、GK大迫のビッグセーブも飛び出し試合終了。鹿島戦に続く3得点完封で開幕2連勝を収めた。

ヴィッセル神戸 0-3 サンフレッチェ広島
【広島】
レアンドロ・ペレイラ(前35、後36)
浅野雄也(後3)