明治安田生命J1リーグ第2節、湘南ベルマーレvsベガルタ仙台が4日にShonan BMW スタジアム平塚で行われ、1-0で仙台が勝利した。

開幕戦では浦和レッズとの打ち合いの末、2-3で敗れた湘南はこの中断期間で守備面の修正に着手。初勝利を目指す今節の先発は、開幕戦から山田に代えて松田を起用した。

一方、仙台は開幕節で名古屋グランパスと1-1のドロー。こちらも初勝利を目指す中で、ケガから復活した長沢の他、GK小畑、石原崇兆、椎橋、関口、さらにこの中断期間中に加入した西村が先発に名を連ねた。

試合開始早々に動く。3分の仙台の攻撃。右サイドを駆け上がったジャーメイン良がループ性のクロスを送ると、これが風に乗りそのままゴールへ吸い込まれていった。

序盤は仙台が主導権を握っていたが、徐々に湘南が盛り返しを見せる。23分、鈴木のアーリークロスにボックス中央でタリクが頭で合わせるも枠を捉えられず。43分には岡本のクロスのこぼれ球をボックス右で収めた鈴木が左足で狙う。しかし、GK小畑の好セーブに阻まれて同点弾を生み出せず、試合を折り返す。

後半立ち上がりからリードを広げに掛かる仙台は53分、左CKのこぼれ球にボックス中央手前から石原崇兆が強烈なシュート。地を這う強烈なシュートだったが、惜しくもゴール左に逸れた。

膠着状態が続く中、湘南は交代カードを駆使して仙台ゴールを襲いかかる。59分の途中出場の茨田のミドルシュート、同じく途中投入の指宿のポストプレーを起点に攻撃を試みるも、なかなか決定機まで持ち込めない。後半アディショナルタイムには、左サイドからのFKをゴール前に蹴り込むもディフェンダーに弾き出され万事休す。

直後にタイムアップのホイッスルが鳴り、早々のゴールを守り切った仙台が1-0で勝利を飾った。

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