人気YouTuberでお笑いタレントフワちゃんが、『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)でアンジャッシュの渡部建が担当していたコーナーに登場し大きな反響を呼んでいる。姿を見せず“天の声”という形でのナレーションだが、「いい声している!」「聞きやすくて好き」と評判が非常に良いのだ。

行列のできる法律相談所』ではエンディングでゲストが映画やドラマの宣伝をした後、渡部建が「ちょっと待って! それじゃこの作品の良さが全然伝わらない」と言い放ち、ゲストに代わって作品の見どころをさらに詳しく解説するコーナーがあった。彼の話を聞き終わり、MCから「渡部さんが出ているんですか?」と尋ねられ「いいえ、一切出ておりません!」と返すのがお約束だった。

しかし渡部は現在、不倫スキャンダルで芸能活動を自粛している。6月28日の放送では、King & Princeの平野紫耀Sexy Zoneの中島健人とダブル主演のドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』の宣伝をしたところ、「ちょっとちょっと平野くん!」と張りのある女性の声が流れてきた。スタジオの出演者が天井の方に顔を向けると「なんですか、その普通の告知は」と女性が話し始め、ドラマの見どころをより突っ込んで説明し次回放送のストーリーまで詳しく伝えた。これにMCの後藤輝基(フットボールアワー)が「ちょっとどちら様か分からないですけど、ドラマにはどういう役で出てるんですか」と問いかけると、「一切出ておりません」と渡部と同じセリフが返ってきたのだ。この女性の声についてネット上では「フワちゃんでは?」という意見が多かったが、番組内では誰の声なのか明かされることはなかった。

だか7月5日の放送で歌手の五木ひろしが発売する新曲の宣伝をしたところ、再び「ちょっとちょっと五木さん!」と前回と同じ女性の声が聞こえてきた。そして五木自らが作曲したカップリング曲をしっかり解説したところ、MCの後藤から「どの楽曲に参加してるんですか?」と聞かれ「一切歌っておりません!」とお約束のやり取りがあった。すると五木は「いつもこの辺から声出す人、いたじゃないですか」と渡部が座っていた後方を指したところ、“天の声”が「色々やらかしたらしいよ」「まさか渡部の仕事が私におりてくるとは思わなかった」と喋り出す。この場でも声の主が誰なのか明かされなかったが、番組終了後に更新された『フワちゃん FUWA(fuwa876)ツイッター』で、あの“天の声”は自分であることを認めている。

ツイッター上では「フワちゃんナレーションうまいよなあ」「フワちゃんのナレ心地よくて好きだなぁと、もっと聞きたいなと思う」「話し方とか全然違うのに、声で人がわかるの割とすごくない?」「物怖じせず物事はっきり言うので好感度は高い」「ハキハキしてて聞き取りやすい~」と絶賛の声が多い。フワちゃん7月4日放送の『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)で高嶋ちさ子のVTRでもナレーションを担当し、こちらも大好評だった。2020年後半のフワちゃんは、声だけの仕事も増えそうな予感である。

画像は『フワちゃん FUWA 2020年7月5日付Twitter「国民の義務、ブチかましまくり」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび

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