リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、獲得が噂されているバイエルンスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラに言及した。5日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 チアゴはバイエルンとの契約が2021年6月30日までとなっているが、契約延長交渉が難航していることから、今夏の移籍の可能性が浮上している。そこで、関心を示しているリヴァプール加入の噂が報じられている。

 チアゴ獲得の可能性について聞かれたクロップ監督だが、「私がそのことについて答えなければ驚くかい?私はこのような質問に答えたことがないからね」と具体的な言及を避けつつも、「チアゴ・アルカンタラは本当に素晴らしい選手だ。他の多くの選手と同じように彼のことは大好きだよ。私が言わなければならないことはこれだけだ」と同選手のことを高く評価していることを明かした。

 30年ぶりのリーグ優勝を果たしたリヴァプールではイングランド代表MFアダム・ララーナが契約満了により今季限りで退団することが濃厚となっている。中盤の補強は必要と見られているが、果たしてチアゴが加入することになるのだろうか。

去就が注目されている(右)チアゴ [写真]=Getty Images