新型コロナウィルスによる自粛要請の影響で、全国のライブハウスがライブやイベントを行えず苦境に立たされている。SPICEでは、それぞれができる範囲の中で「エンタメの灯を絶やさない」という想いのもと、全国各地ライブハウスでコロナ禍と闘うご意見番たちをリレー形式で繋いでいきたいと思う。vol.４は札幌Sound Lab moleからブッキングマネージャーの大嶋氏が登場。
札幌Sound Lab mole（北海道）
ーーどんなライブハウスですか？
札幌中心部に位置する350名キャパのライブハウスで、バンドはもちろんDJ、アイドル、ファッションショー、ダンスなど様々なイベントが開催されています。
ーーおすすめの地元バンドを教えてください！
ランチブレイク
実はそこそこの活動歴のバンドなのですがメンバーチェンジを経て非常に良い変化を遂げたバンドだと思います。ライブが良いので早く生で観て欲しい…！
SULLIVAN's FUN CLUB
SULLIVAN's FUN CLUB「IMADA MINU SEIGI」
若手では抜群のロックスピリットを持っています。とにかくライブが良いので是非生で観て欲しいです…！
CVLTE
初めて観た時から現在も進化が止まりません。将来どうなってしまうのか楽しみです。音源のクオリティももちろんですがこちらもライブが良いので是非…！
ーー今回のコロナの影響を受けて、どのような対策を練っていますか？ また、どのような取り組みを今後行っていく予定ですか？
2月末から配信ライブが中心となり配信ライブサーキットなども主催していましたが、今後少しずつ観客を入れながら並行して配信も行って行く事も踏まえて思い切って配信機材を一新しました。
北海道のライブエンタテインメントを守る目的でエンタメに関わる事業者で立ち上げた「HOKKAIDO STAGE AID PROJECT」のお手伝いもさせていただいています。現在はその取り組みのひとつとして道内のライブハウス28店舗を対象としたクラウドファンディングが進行中ですので、応援・ご協力いただけますと非常に有難いです。
ーーいまの現状を踏まえて思うこと。
北海道は全国に先駆けて緊急事態宣言が出されてライブの自粛が始まりました。
あれから4ヶ月、少しずつお客さんを入れたライブも可能になってきましたが完全に元通りになるまでにはまだまだ時間を要すると感じています。
そんな現状ではありますが、その中で今出来る事・今後やっていかなければいけない事を模索しながら前を向いて進む事しか考えていません。そしてこの状況になってからというもの、人の繋がりと温かさに感謝する毎日です。いつかアーティストやお客さん皆んなに恩返しするという新しい目標が出来ました。
ーーそれでは最後に記事をみている皆さんへのメッセージと、次のハコへつないで頂けますでしょうか！
「ハコつなぎ」vol.４札幌Sound Lab mole（北海道）
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