ブレーメンは6日、ブンデスリーガ昇格・降格プレーオフ2ndレグでハイデンハイムとのアウェイ戦に臨み、2-2で引き分けた。この結果、2戦合計スコアが2-2となったものの、アウェイゴール差でブレーメンが1部残留を決めている。ブレーメンのFW大迫勇也は68分までプレーした。

4日前にホームで行われた1stレグをゴールレスドローで終えたブレーメンは、大迫が[4-3-1-2]のトップ下で先発となった。

そのブレーメンは開始3分に貴重なアウェイゴールを獲得する。大迫が中盤で起点となり、前線でサージェントがボールを受けてルーズとなったところを相手DFがクリアミス。自陣ゴールに蹴り込み、オウンゴールで先制となった。

幸先の良いスタートを切ったブレーメンはラシツァのミドルシュートやクラーセンのヘディングシュートで追加点に迫った中、その後も敵陣で試合を進め、試合をコントロール。

前半半ば以降は守備の意識を高めてポゼッションを譲り、ハイデンハイムのシュートを1本に抑えて前半を終えた。

迎えた後半、2選手を交代してきたハイデンハイムが前がかってきた中、立ち上がりのピンチを凌いだブレーメンは大迫のミドルシュートで応戦。

流れを引き渡さずに試合を進めると、58分にはチャンス。大迫のポストプレーを起点にアウグスティンションがシュート。決定的だったが、GKミュラーの好守に阻まれた。1分後にもサージェントが単騎突破から枠内シュートに持ち込んだが、ここもGKミュラーのファインセーブに阻止される。

68分に大迫がピッチを後にした中、守備に徹したブレーメンは85分に失点する。モールの強烈なミドルシュートがバーを直撃し、ルーズボールをクラインディーンストに押し込まれた。

それでも、追加タイム4分にバルテルスの敵陣高い位置でのボール奪取からアウグスティンションが決めて勝負あり。試合終了間際にPKで失点したものの、アウェイゴール差でブレーメンが1部残留を掴み取っている。

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