新型コロナウイルスによるロックダウン中、フランスのある女性は恋人の家で過ごしていた。そして3か月ぶりに自宅に戻ると、壁と棚の隙間を埋めるシーリング材を突き破るほどジャガイモの芽が成長していたという。『The Sun』『Mirror』などが伝えている。

フランスの北西部カーン(Caen)に住む女子学生ドンナ・ポレさん(Donna Porée、22)は、3月に1袋2.25ユーロ(約270円)のジャガイモを購入した。しかしその後、ロックダウンによる規制が発表され、恋人の家で過ごすために必要なものだけを持って急いで自宅を後にした。

ロックダウン中、恋人と楽しく過ごしていたドンナさんは、ジャガイモの存在をすっかり忘れてしまっていた。

そして先月にロックダウンが解除され、3か月ぶりに自宅に戻ったドンナさんは驚くこととなる。

「玄関のドアを開けると、何か変な形のものがキッチンの奥に見えました。部屋の電気をつけていなかったのとシャッターを閉めていて暗かったので、それがジャガイモだとはじめは気付きませんでした。」

部屋の電気をつけると、そこにはピンク色の無数の芽が四方八方に伸びきったエイリアンのようなジャガイモの姿があった。キッチンの棚の下に置かれていたジャガイモは3か月間で芽を伸ばし、壁と棚の隙間を埋めているシーリング材を突き破るほど力強く成長していたのだ。

ドンナさんは「壁を伝って伸びる芽のシルエットを見た時、本当に怖かったわ。でもジャガイモだと分かったら大笑いしたの」と、ジャガイモを発見した時を振り返っている。

このジャガイモを片付けるためにはさみですべての芽を切ったり、穴の開いたシーリング材の部分を埋めたりと数時間かかってしまったそうだ。その後、ドンナさんは芽を取り除いたジャガイモを土に埋め「ジャガイモが土の中にできるのが待ち遠しいわ」と成長を楽しみにしているという。

この衝撃的なジャガイモの写真をドンナさんがツイッターに投稿すると、19万5千以上もの「いいね」を集めた。「これはちょっと怖いね」というコメントに対し、ドンナさんは「ちょっと? 心臓が止まるかと思ったわよ」と返信しており、この異様なジャガイモの姿に相当驚いたようである。

なおドンナさんの投稿には過去に同じような経験をした人からのジャガイモの写真も届いており、その驚きの姿に多くの人が関心を寄せている。

画像は『The Sun 2020年7月4日付「SPUD SHOCK Terrified woman returns home to find mutant potatoes with metre-long ‘tentacles’ invaded her kitchen」(Credit: Mercury Press)』『constance 2020年6月13日付Twitter「on est ensemble mdrr」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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