チャーリー・プースが2020年7月5日にTwitterを更新し、アーティストの熱狂的なファン集団(ファンダム)同士がネット上で諍いを起こす現象に苦言を呈した。

 「普段はこういうこと全く気にも止めないんだけど、やっぱり言っておいた方がいいと思って。“ファンダム”同士による危険で有害なネット上の罵り合いはやめるべきだ。自分は28歳だから、知らない奴から意地の悪いメッセージを受け取ったとしても割とどうでもいいと思える」、「“影響力を誇示するためにBTSを使った”みたいな。こんなの意味すら分からないよ、彼らのことは大好きだし、とんでもなく才能があると思ってる」と彼はTwitterに連投した。

 彼がツイートするに至った直接の原因は不明だが、A.R.M.Y.と呼ばれるBTSのファンの一部が、プースが新曲のプロモーションのためにBTS人気を利用しようとしているとツイートしたり、プースのTikTok動画のコメント欄を荒らしたりしていることがきっかけだったようだ。

 プースは2018年にラジオ・インタビューでBTSと共演してみたいと発言し、その後【2018 MBC Plus X Genie Music Awards】のステージで、「ウィー・ドント・トーク・エニモア」をメンバーのジョングクとデュエットした。

 彼は別のツイートで、「ただ、10年前にこのような言葉が自分に向けられていたら、きっと深く傷ついていただろうと思う。あと、Twitterを使っているもっと若い人たちが、日常的にこんなことを目にしていることも気になる」と続け、「陳腐に聞こえるかもしれないけれど、お願いだからここでもっとお互いに親切にしてほしい。でっち上げのバカげたことで罵り合うのはやめよう。誰のためにもならない。僕たちは今、これまで以上にお互いを愛し合う必要があるのだから」と締め括っている。

 プースは6月26日に、2020年初のニュー・シングルとなる「ガールフレンド」をリリースした。

チャーリー・プース、ファン同士の“罵り合い”をやめるようツイート「もっとお互いに親切にしてほしい」