アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督がフランス代表MFマッテオ・グエンドウジ(21)をトップチームの練習から除外し続けているようだ。イギリス『ミラー』が報じている。

6月20日に行われたプレミアリーグ第30節のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦(1-2で敗戦)で相手選手の首元を掴むなどの愚行を働いて以降、公式戦4試合でいずれもメンバー外のグエンドウジ。ミケル・アルテタ監督からトップチームでの練習が認められず、2週間前からフィットネスコーチを伴っての個別トレーニングが続いているという。

ブライトン戦後の話し合いでグエンドウジの主張に理解しかねる様子だったというアルテタ監督は今年2月に行われたドバイキャンプでも衝突。その後、チャンスを与えてきたアルテタ監督だが、疑いの余地がない能力の持ち主だと認識している傍らで、本人から謝罪の言葉がない状況に不満を抱いているようだ。

そうした背景もあり、アーセナルは今夏、トレードという形での放出も検討。この状況を受け、クラブの首脳陣は近日中にもグエンドウジの代理人と今後について話し合う予定とのことだ。将来のさらなる飛躍が期待されている逸材だが、果たして…。

サムネイル画像