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きょう(7/7)の中国地方は雨が降り続き、瀬戸内側では午後から強い雨の降ったところがありました。
17時現在、九州の北部には活発な雨雲があり、ゆっくりと東へ進んでいます。
あすの未明から朝にかけては、これらの雨雲が中国地方を通過し、山口県広島県瀬戸内側を中心に非常に激しい雨の降るところがある見込みです。
これらの地域では、特に土砂災害に対して厳重な警戒が必要です。

今夜遅くから急に雨の降り方が強まる

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今夜(7/7)から中国地方に一段と暖かく湿った空気が流れ込み、あすの未明には山口県から活発な雨雲がかかってくるでしょう。
あすの朝にかけては、中国地方の西部を中心に1時間に50ミリから60ミリの非常に激しい雨の降るところがある見込みです。
きょうの午後6時からあすの午後6時にかけて予想される総雨量は、いずれも多いところで、
山陽で150ミリ、山陰で120ミリ、山口県では150ミリに達するでしょう。
短時間で雨の量が多くなるおそれがあるため、低い土地の浸水や川の増水にも警戒が必要です。

広島県と山口県では再び土砂災害の危険度が高まる

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山口県広島県瀬戸内側では、5日の降り始めからきょう午後5時までの総雨量が250ミリ前後に達したところが多くなっています。これは、平年の7月1か月分に匹敵する雨の量です。
土砂災害危険度分布を見ると、山口県から広島県瀬戸内側に赤い表示が見られ、土砂災害の危険性が高まっていることがわかります。
17時現在、広島市に対して土砂災害警戒情報が発表になっており、土砂災害警戒区域内等では、いつ災害が発生してもおかしくないような状況です。
これらの情報を気象庁のHPやtenki.jpでこまめに確認し、実況を把握するように努めることが肝心です。
そして、自治体からの避難情報にしたがって、できるだけ明るいうちに二人以上での避難をお願いします。

中国地方 あす未明から非常に激しい雨 土砂災害に厳重警戒