ブレーメンに所属する元ペルー代表FWクラウディオ・ピサーロ(41)が現役生活に別れを告げた。

ピサーロは、すでに今シーズン限りでの現役引退を発表。所属するブレーメンは残留争いに巻き込まれた中、ブンデスリーガ最終節で滑り込みで昇格・降格プレーオフに進出。プレーオフではハイデンハイム相手に2戦合計2-2、アウェイゴール差でなんとかブンデスリーガ残留を決めていた。


ピサーロは、母国のアリアンサ・リマから1999年8月にブレーメンに加入。その後は、バイエルンチェルシーブレーメンケルンプレーし、2018年7月に4度目となるブレーメン加入を果たしていた。

今シーズンはブンデスリーガで18試合に出場。中断明けはハムストリングのケガで欠場すると、シーズンのラスト3試合に数分間だけ出場。プレーオフもメンバー入りはしたものの、出場機会は訪れないまま現役生活に幕を下ろした。

ブンデスリーガでは通算490試合に出場し197ゴール76アシストを記録。試合出場数は外国人選手としてブンデスリーガ最多を記録。ゴール数もバイエルンポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキに次いで歴代2位とブンデスリーガで偉大な功績を残していた。

なお、ピサーロは今季開幕前にシーズン終了後の引退を発表。4月には、引退後はかつて所属していたバイエルンでのブランド・アンバサダーに就任すると報じられていた。

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