ウォルバーハンプトンのヌーノ・エスピリト・サント監督が、メキシコ代表FWラウール・ヒメネス(29)に対する噂に耳を貸さなかった。イギリススカイ・スポーツ』が伝えた。

2018年7月にベンフィカからウォルバーハンプトンにレンタル移籍で加入したヒメネスは、プレミアリーグ初挑戦の昨シーズンは38試合で13ゴール8アシストを記録。その活躍が認められ完全移籍に切り替わると、今シーズンもプレミアリーグでここまで33試合に出場し15ゴール6アシストを記録し、チームの攻撃を牽引している。

そんなヒメネスにはビッグクラブからの関心も高まり、ユベントスが獲得に動いていると報じられていた。

さらに、メキシコ代表のヘラルド・マルティーノ監督がヒメネスの去就について、「マンチェスター・ユナイテッドに行くべきだ」とコメント。代表選手の去就に口を出しており、注目を集めていた。

そんな中、8日のシェフィールド・ユナイテッド戦に向けた会見に出席したヌーノ監督がこの件について問われ、気にしていないとコメント。今シーズンのことしか今は考えていないと語った。

「我々にとって問題ではない。我々にはリーグ戦と試合がある。目の前にはたくさんのことがある。他のことを考える時ではない。ラウールは完全に、100%、ウルブスで何をしなければいけないかに焦点を合わせている」

「これはコントロールできないものであり、注目するかどうかを決めているのはみなさんだ。私は、タタ(・マルティーノ)に感心する。彼は偉大な監督とであり、正直なところ我々の邪魔にはなっていない」

ウォルバーハンプトンは、現在勝ち点52で6位に位置。来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権争いの真っ只中の状況となっている。

サムネイル画像