西洋人には日本人や中国人、韓国人などのアジア人はなかなか見分けがつかないようだ。しかし、よく注意するならそれぞれに国民性や習慣などが異なり、さらに服装にも違いがあり容易に見分けがつく。中国メディア百度は中国人、日本人、韓国人を見分ける方法を語っている。
特に、その違いが顕著になるのは夏だという。「日傘を指すのは中国人、帽子をかぶるのは日本人、日傘や帽子で日焼け対策をするのは韓国人」という言葉でこの三つの国を表すことができるという。
例えば、中国人のシニア世代で帽子を愛用している人はほとんどいない。強い日差しでも暑いと目を細めたり、散歩をしていても帽子をかぶる習慣はまだない。一方、日本や韓国のファッション雑誌にはシニア世代の人たちがおしゃれに帽子をかぶっている写真も多い。
記事はさらに、「なぜ日本人のシニアは帽子をかぶるのか」と問いかけ、まず帽子をかぶることで、髪型を気にする必要がなく、より若く見られる。次に日焼け防止で皮膚がんのリスクを下げることができる。3つ目は保温作用があるので、風邪予防になる、そして最後に帽子で頭を覆うことにより脳卒中の予防も期待できるとしている。
さらに、今では帽子がファッションの一つとして取り上げられているのだ。もちろんシニアに支持されている帽子はただトレンドとして扱われるのではなく、日焼け防止にも一役買っている。特に日本のシニア世代では男女を問わず、春夏秋冬、昼でも夜でも帽子をかぶっている人もいるほどだ。
記事は帽子をかぶるメリットを強調し、中国のシニアも今後日本人のシニアのように帽子をかぶってみるよう勧めている。今後、中国で「健康」というキーワードでシニア層の帽子購入が増える、かもしれない。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)
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