ライター・編集者の速水健朗がメインパーソナリティをつとめる、TOKYO FMのニュース報道ワイド番組「TOKYO SLOW NEWS」の都知事選挙報道番組が、開票日の7月5日(日)に放送されました。ゲストに舛添要一・前東京都知事を迎え、開票動向とともに「新しい生活」が求められる首都・東京の政策課題を改めて深掘りし、これからの東京を考えていきます。


(左から)舛添要一さん、速水健朗


◆4年間の働きをしっかりと検証すべきだった
速水:(リスナーからの)ちょっと突っ込んだメッセージも読んでみようかなと思います。50代のみずきさんからです。「『女帝 小池百合子』を読みました。もし昔のお仲間として、小池さんからアドバイスを求められたらどうお答えになりますか?」という質問をもらっています。

舛添:それには答えていくと思います。ついでにちょっと言わせてもらうと、「女帝(小池百合子)」のなかの私に関するくだりは完全な間違いですから。私はネットで全部訂正しておきましたけど、できたら書き換えてもらって、第2版、第3版を出してもらいたいぐらいですね。

速水:どの辺りが間違いか、ここでお伺いしてもよろしいですか?

舛添:例えば、北海道の別荘で週末に彼女(小池知事)と過ごしたことなんて1度もなくて。北海道の別荘が白老町にあるんですけど、そこの住民の方に管理してもらっているので、私がいつ誰を連れて行ったのかっていうことは全部わかるんですよ。だから彼らに聞いて取材をすれば全部わかることで、時間も間違えて10年前のことを記述されていますね。

速水:それは、いわゆる本の中身に対して反論あり、ということですね。

舛添:私に関する記述は完全に間違いですから、それは今ここで番組でも明確に申し上げておきます。しかし、誰が都知事であれ、必要なアドバイスや必要な批判はおこなっていくべきだと思っています。

速水:これはオリンピックに関しても先ほどおっしゃっていましたが、対外的な関係性の作り方みたいなものとか。

舛添:そうです。

速水:僕もちょっと乗っかって質問するんですけど、小池さんとはご飯を食べに行ったりする機会は……最近ではもうないと思いますけど。

舛添:全然ないですね。

速水:例えば何か話すきっかけがあったとしたら、今、話せるような関係性にあるんですか?

舛添:今のところは向こうからは言ってこないでしょうし、私の場合は一浪人ですからね。私のことを批判して知事になった人ですから、基本的に私の政策を全部否定することによって、この4年間知事をやってきたわけですよ。全然成果は上がっていないけど。豊洲の問題、オリンピックの問題にしても、防災もやっていない。都市計画も全然進んでいないですからね。だからまぁ、連絡は来ないと思います。

速水:小池都政のちょっと通信簿的な話を1個聞き逃していたなって思うんですけど、通勤電車の問題があります。小池さんは具体的なプランとして2階建て案とか出していましたけど、朝の通勤電車のラッシュって、やはり解決しなきゃいけない東京の問題だと思うのですが。

舛添:まず交通体系をしっかりしないとダメなんですよね。例えば豊洲で高層マンションがいっぱいできているじゃないですか。でも(最寄りを通る)鉄道はないですよね。こうした都市計画をまったくやっていないことが最大の問題ですよね。

しかも4年前の公約「7つのゼロ」とか言っても、「ペット殺処分」以外のゼロは全然ゼロになっていないので、やっぱり4年間(の働き)をしっかりと検証して、ダメなものはダメ、いいものはいいって言わないといけません。そうした検証がないままの今回の都知事選だったと思います。

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<番組情報>
番組名:TOKYO SLOW NEWS 特別番組『東京都知事選2020“withコロナ”の東京戦略』
パーソナリティ:速水健朗(編集者)、鈴木昌久(TOKYO FMアナウンサー)
出演者:舛添要一(前東京都知事)
番組サイト: https://www.tfm.co.jp/tokyoslownews/
舛添要一「女帝 小池百合子」に触れる「私に関する記述は完全に間違いですから…」