「クソゲー界」にニュースターが現れた。
2020年7月2日にNintendo Switchで配信開始されたアクションRPGゲーム「ファイナルソード」があまりにクソゲーだと話題になっている。
ニコニコ動画にさめガーイさんが投稿した本ゲームの実況プレイ動画「【クソゲー界のニューウェーブ】ファイナルソードをプレイした【最悪】」は7月5日に投稿後、約3日で28万回再生を突破している。
本記事では、「エンタで陣内がやるゲーム」「令和のデスクリムゾン」「突っ込みどころしかない」というタグが付いた、この素晴らしきクソゲーのプレイ動画をたっぷりと紹介したい。
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タイトル画面がゼ〇ダっぽい!? 謎のゲーム「ファイナルソード」とは？
動画の紹介をする前に、まずは「ファイナルソード」についてご紹介しよう。
「ファイナルソード」は、エイチユーピーゲームズが2019年にiOS/Android向けで配信を開始したRPGゲームだ。今年の7月2日には、Nintendo Switch版がニンテンドーeショップから発売された。しかし、BGMを「ゼルダの伝説」から流用・盗作している疑惑が立ち、Switch版リリースから4日後の7月6日には、ニンテンドーeショップから削除されている。
本ゲームは、「クソゲーオブザイヤー」という掲示板サイトでは早くも「削除されてしまったゲームの扱いはどうする？」と注目の的になっている。
音量バランス、3Dのチープさがヤバい
「ファイナルソード」がクソゲーと言われる要素はいくつもあるが、その1つにゲームの音量バランスがとても大きいことが挙げられている。
開幕、このゲームを開発したエイチユーピーゲームズのロゴとともにサウンドエフェクト（効果音）が流れるが、かなり音声が大きいため、さめガーイさんは「うるさっ！」との声をあげ、「この音量バランスはやばいな」との感想を述べている。
また、3Dのチープさもすごい。まるで2000年代初頭の3Dゲームをしているような感覚に陥る。ストーリーは、主人公の母が病に倒れており、息子が母のため薬草を取りに行こうとする場面から始まる。
まるで「ダークソウル」？ モンスターが強すぎる
村の外には多くのモンスターが生息しているのだが、このモンスターがいきなり強い。
普通のRPGだと、序盤の雑魚キャラは数回攻撃すれば倒れるような弱い相手ばかりだが、このゲームでは1度に与えられるダメージが極端に少ないため、倒すことがかなり難しい。
もちろん、ゲームオーバーも存在する。モンスターに体力を削られれば、セーブ時点からやり直しだ。
回復をするためのアイテムである「薬草」は15G。動画内で倒していた1番弱いスライムを1回倒して3Gを得られるが、1度の回復に対してのコストがかなり高い。これもゲームの難易度を上げている原因だ。コメントでは、「高い」の総ツッコミ。
また、教会では全回復できるが、ゲーム内で説明されることはない。
さめガーイさんは、本作の難しさに「まるでダークソウル」と、「死にゲー」として有名なゲームに例えた発言をしている。
いざ初のボス戦！ しかし、その硬さ…ラスボスの間違えでは？
最初の目的地、神秘の湖に着き、目的であった花に触れると最初のボス、「トロル」が現れる。神秘の湖では、常時滝が流れており、ゲーム自体の処理がかなり重い。そして、トロルのプレイヤーへの攻撃判定がかなり甘い。
何より、序盤の雑魚モンスター以上に硬い。下記の2枚の画像を見て頂きたい。
1枚目の画像がボスのHPマックス。2枚目が1度攻撃を与えた状態だ。ラスボスかと言いたくなるほどに全く減っていない。
動画では、トロルの1度の攻撃でHPマックスだったプレイヤーキャラが死んでしまった。ボス戦は常に他ゲーのラスボス並み。この後もさらに戦闘は苦渋を迫られることになる。
このゲームのプレイ動画を詳しく見たい方は、是非さめガーイさんが投稿した「【クソゲー界のニューウェーブ】ファイナルソードをプレイした【最悪】」シリーズを確認してほしい。
文／古月
【クソゲー界のニューウェーブ】ファイナルソードをプレイした【最悪】
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