2年前に子宮内避妊器具(IUD)を装着したベトナム在住の34歳女性が妊娠し、先月末に元気な男の子を出産した。女性は分娩時にIUDを排出しており、医師が「記念になるから」と撮影した男児の写真が注目を集めている。『Kenh14.vn』『2Sao.vn』などが伝えた。

ベトナム北部ハイフォン市のハイフォン国際病院で先月30日、3200グラムの元気な男の子が誕生した。すでに2人の出産経験がある母親(34)は2年前、地元の病院で子宮にT字型の避妊器具(IUD)を入れており、男児の妊娠は寝耳に水だった。IUDは子宮内に挿入すると約5年は効果が継続すると言われており、手間がかからないだけでなく避妊効果も高いことで知られているためだ。

母親は生理が遅れた際に、IUDが子宮内から脱落していないかどうか診察を受けたが、その時は正しく装着されていたという。医師は「IUDの避妊率は98%と言われますが、女性は残りの2%だったということでしょう。IUDは分娩時に胎盤と一緒に出てきました。女性の妊娠は順調で、赤ちゃんもとても健康ですよ」と語っている。

ハイフォン国際病院ではその後、男児がIUDを手に握る写真をFacebookに投稿しており、これが大きな注目を集めた。きれいにクリーニングされているIUDはプラスチックに銅線が巻いてある銅付加型で、下端には紐が付いている。男児はこれをしっかりと掴んでいるが、まだ頭に血がついた状態でご機嫌斜めのようだ。

この写真には「赤ちゃんがIUDを持って産まれてきたの?」「自分からIUDを握ったの?」といった質問が相次いだようだが、撮影した産科医トラン・ ヴェト・フォンさん(Tran Viet Phuong)は、メディアのインタビューで次のように明かした。

「分娩後、記念になるかと思って、男児に小さな手にIUDを持たせてシャッターを切りました。あの時の写真がこんなに注目されるなんて、とても驚いています。写真は両親にお土産としてお渡ししています。」

ちなみに今年3月には、イギリスに住む25歳の女性がIUDにより敗血症を起こし、死の淵を彷徨ったことが伝えられた。IUDは正しく装着されていることを定期的に確認し、腹痛や不正出血がある場合は直ちに医師の診察を受けることが必要だという。

画像は『LADbible 2020年7月6日付「Picture Of Newborn Baby Holding Mum’s Failed Coil Goes Viral」(Credit: CEN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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