ライプツィヒは8日、姉妹クラブであるザルツブルクから韓国代表FWファン・ヒチャンを獲得したと発表した。クラブ公式サイトが伝えている。なお、契約は2025年まで、背番号は今夏ドイツ代表FWティモ・ヴェルナーがチェルシーに移籍したため空き番となっていた11番を背負うことになった。

 現在24歳のファン・ヒチャンは、2018-19シーズンにハンブルガーへの移籍を経験しているため、およそ1年ぶりとなるドイツ復帰となった。ザルツブルクに復帰した後は昨シーズン、公式戦40試合出場16ゴール22アシストを記録している。

移籍に際しファン・ヒチャンは公式サイトで次のように語っている。

ライプツィヒでの新たな挑戦、そしてブンデスリーガへの挑戦を楽しみにしている。僕は野心的な目標があり成功に飢えている、若いチームに参加することになる。オフェンシブなプレースタイルと同じく似合っているね。ライプツィヒへのステップは、僕がプロサッカー選手として成長するための次の重要なステップだ。チームが成功し続けるためにも、もちろん多くのゴールで貢献していきたい」

 獲得に携わったスポーツディレクターのマルクス・クレーシェ氏は、「ファン・ヒチャンという私たちの要求するプロファイルにぴったりの選手と契約することができた。攻撃時にはどのポジションでもプレーでき、アウトレーンや、センターポイントとしても活躍できる。彼のスピードと俊敏さで、私たちの攻撃をさらにフレキシブルにしてくれるだろう。ファン・ヒチャンオーストリアで素晴らしいシーズンを過ごし、ゴールもアシストも輝いていた。何よりもチャンピオンズリーグで納得のいくプレーを見せてくれた」と語っている。

ファン・ヒチャンのライプツィヒ移籍が決定した [写真]=Getty Images