相手選手に噛み付いた代償はやっぱり大きなものとなった。

ラツィオスペイン人DFパトリックが、4試合の出場停止処分を受けることとなった。

ラツィオは7日、セリエA第31節でレッチェとのアウェイ戦に臨み、1-2で敗戦。前節、ミラン相手に完敗して首位ユベントスとの勝ち点差を「7」に広げられた2位ラツィオは、降格圏の18位に低迷するレッチェを相手に2戦ぶりの白星を目指したが、試合は予想外の結果に終わった。

その試合終了間際、パトリックは相手DFジュリオ・ドナーティの左上腕部にまさかの噛みつき行為。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のレビューにより噛み付いたことが確認され、退場処分となっていた。

セリエAの懲戒委員会は8日午後に開かれ、パトリックの愚行に対し4試合の出場停止処分となった。

これにより、サッスオーロ戦、ウディネーゼ戦、カリアリ戦だけでなく、ユベントス戦も欠場することに。さらに、1万ユーロ(約122万円)の罰金処分も下されていた。

噛み付き行為と言えば、現在はバルセロナプレーするウルグアイ代表FWルイス・スアレスが思い浮かぶだろう。リバプール時代にチェルシーのDFブラニスラフ・イバノビッチに噛み付いた際は、10試合のプレミアリーグ出場停止処分に。2014年のブラジル・ワールドカップイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニに噛み付いた際は、4カ月間のサッカー活動禁止の処分を受けていた。

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