2016年にシティ加入のジョーンズ、負傷に苦しみ定位置を確保できず

 マンチェスター・シティジョゼップ・グアルディオラ監督は今シーズン終了後、イングランド代表DFジョン・ストーンズの移籍を認めるようだ。彼の未来について話し合いの場を持つことを明かしている。英紙「ガーディアン」が報じた。

 2016年にシティに加入したストーンズだが、今季は負傷もあり、グアルディオラ監督は26歳のDFが自信を失って調整に苦しんだと分析している。

 2年前、グアルディオラ監督は自身がシティの監督である限り、ストーンズはクラブに在籍するとしていた。現時点でその考えに変わりはないかと問われた指揮官は、「移籍についての話はシーズン終了後にする」という自身のポリシーを説明しつつ、ストーンズの扱い方についての考えを示した。

「これまでに何度も言ってきたが、私はジョンを人間として、プロ選手として、彼のすべてをポジティブに捉えている。私が望んでいるのは、彼にとっての最善だ。シーズン終了後に話し合って、どうするかを決めたい」

「時々、私の願いは、選手の願いではない時、クラブの状況に沿った願いでない時がある。現時点でそう感じたなら、私たちは考え直さなければいけない。そのために話し合う。彼は若い選手であり、練習して取り戻してほしいという考えは一貫している。選手のなかには11カ月、3日おきに戦える選手もいる。他の選手は調整に苦しみ、私たちは3日おきに戦える状況にする方法を探すんだ」

 19歳のスペイン人DFエリックガルシアにポジションを奪われているストーンズだが、8日のニューカッスル戦(5-0)には先発出場した。将来を嘱望され、2018年のロシアワールドカップイングランド代表メンバーにも選ばれていたストーンズ。残された期間で自身の価値を証明できるだろうか。(Football ZONE web編集部)

シティDFジョン・ストーンズ(左)の今後についてグアルディオラ監督が発言【写真:Getty Images】