バイエルンリヨンに所属するU-20フランス代表DFメルヴァン・バール(19)の獲得に近づいているようだ。ドイツスカイ』が報じている。

リヨンの下部組織出身のバール173cmの小柄な左サイドバック。昨年12月に行われたリーグ・アンのニーム戦でトップチームデビューを飾った俊英は、高精度の左足に加え、積極的なドリブル突破やインナーラップでアタッキングサードでの崩しに絡むモダンな攻撃的サイドバックだ。

フランスの世代別代表にも定着する逸材はリヨンと2022年まで契約を結んでいるものの、すでにバイエルン移籍に向け個人間での合意に至っている模様だ。加えて、クラブ間においても200~300万ユーロ(約2億4000万~3億6000万円)前後の金額で合意に至る可能性が高いようだ。

なお、オーストリア代表DFダビド・アラバ、フランス代表DFリュカエルナンデスの2選手の去就は不透明も、カナダ代表FWアルフォンソ・デイビスが左サイドバックのレギュラーに定着していることもあり、バールバイエルン行きが決定した場合でも当面はリザーブチームが主戦場になるという。

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