新型コロナによるテレワークを導入する企業が増えるなか、Zoomなどさまざまなリモートツールが急速に普及しています。便利な世の中になってきているとはいえ、時には思わぬ失態を犯してしまった、というビジネスマンも少なくはないのです……。

悩む
※画像はイメージです(以下同じ)
 都内のインターネット関連会社に勤務する林勇斗さん(仮名・25歳)新型コロナの影響で4月からテレワークになったものの、緊急事態宣言が明けた今でも出社のメドは立っていないといいます。

慣れないZoom会議に四苦八苦

「外資系の会社なので、アメリカの本社が完全に再開されるまではテレワークが続くだろうと、上司から言われています。今のところ、どうなるのかは未定ですね。でも、このテレワーク中にちょっとしたトラブルが起きてしまって。正直、しばらく出社したくないというのが本音です」

 林さんが、そううなだれるのにはワケがあります。実は、テレワークが始まった最初の頃、社内のウェブ会議でとんでもない失態を犯してしまったというのです。

テレワークが始まってしばらくした頃に、上司からZoomで会議をやるからインストールしといてと言われたんです。今は使い方を覚えたのですが、最初は全然使いこなせなくて。背景の変え方が分からず、汚い部屋が丸見えのまま会議に参加して上司にイジられたこともありますね。でも、そんな失態はまだカワイイほうで、ある企画会議のとき、ついにやらかしてしまったんです……」

ウェブ会議で起こしたとんでもない失態とは

慌てる男性社員

 その企画会議とは若手社員が意見を出し合うもので、上司や役職が参加していなかったのが唯一の救いだったそう。会議は朝イチで行われたそうですが、前日に夜更しをしてしまった林さんは開始ギリギリにパソコンを開いたといいます。

パソコンを起動させてすぐにZoomの画面を開いたため、前日見ていたネットのページをそのままにしていたんですよね。会議ではいろいろなサイトを送り合って意見を出し合っていて、僕も情報収集をすることに。前日見ていたブラウザで新しくタブを開き、あるサイトを参考画像としてスクショしたページをZoomメッセージに送信したんです。

 すると、仲の良い同僚が『林、エロサイト見すぎじゃない?』と、一言……。なんのことだろうと思っていると『スクショのタブにエロサイトが出てるぞ(笑)』と言われたんです」

男性にイジられ、女性にはドン引きされ…

 開いているインターネットページのタイトルを、ひと目で見ることができるタブ。前日、遅い時間までアダルトサイトを見ていた林さんは、なんとそのページのタブを閉じないまま他の社員にスクショとして送ってしまったのです。

しかもよりによって、少しアブノーマルジャンルだったんです。もう、会議どころじゃなくなってしまい、男性社員からはイジられるわ、女子社員にはドン引きされるわで散々でしたよ。でも、さらに悲惨なのは、前々から僕に気があるんじゃないかと噂のある女性上司がいるのですが、会議での話を聞いたその人からセクハラまがいのLINEが来るようになったんです。

『ああいうのが好きなんだね(笑)』『今度、そっち系のグッズが売っている店に一緒に行く?』とか。でも、最初にスクショを送ってセクハラまがいなことをしたのは僕のほう……、誰かに相談できるわけなんてないですよね……」

 ちなみに林さんは現在、女子社員から「〇〇林クン」とそのアダルトサイトにちなんだ不名誉なアダ名を付けられてしまったそう。仕事で私用のパソコンを使う人は、林さんのように個人情報が丸わかりになってしまうことにもなりかねません。くれぐれも気を付けてください。

― 特集 やらかしリモート事件簿 ―

<取材・文/結城 イラスト/田山佳澄>

【結城】

男女観察ライター。世の男女を観察し、恋愛からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:@yuki55writer