CESAは、CEDEC2020でポストコロナ社会とVRとゲームの基調講演を開催すると発表した。日時は9月2日9:25~10:45とななり、東京大学の廣瀬通孝教授が登壇する。SNS、撮影はNGと指定されている講演となる。なお、CEDEC2020はオンライン開催となっている。

 廣瀬通孝教授は、日本のVR研究者としては第一人者と知られ、バーチャルリアリティバーチャルリアリティって何だろう 仮想と現実のあいだ』など著書多数。共著書『シミュレーションの思想』では大川出版賞受賞した。現在、東京大学先端科学技術研究センター東京大学名誉教授を務めている。

 今回のCEDEC2020では、コロナが猛威を振るっていることが、VR研究に与える新しい淘汰圧(とうたあつ、環境などによる自然選択の作用)について講演するという。以下、概要となる。

 VRの応用分野としてだれもが思い浮かべるのがゲームエンターテインメントである。しかし今後はシリアスな産業を中心に新しい応用展開が期待されている。今回のコロナ禍は、社会に大きな変革をもたらすといわれており、その変化は我々の予想を超えるものになるだろう。

 本講演では今回のコロナ禍がVR研究に与えるであろう新しい淘汰圧に関して述べたうえで、現在東大VR教育研究センターで進行中のサービスVRとオンラインVR研究を例題として、今後のVR技術の方向性について、ゲームエンターテインメント産業への期待も含めて考えてみたい。 

ライター福山幸司

85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter@fukuyaman