今季リーグ戦32試合10得点のラモス、トレーニング風景をSNSで披露

 レアル・マドリードスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが、自身の公式インスタグラムを更新。ヘディングのトレーニング方法を公開し、反響を呼んでいる。

 ラモスは今季、センターバックながらリーグ戦32試合10得点と二桁ゴールを達成。リーグ首位を走るチームを攻守両面から支えている。特に新型コロナウイルスによる中断明けは7試合5得点とハイペースで得点を積み上げており、まさに首位快走の立役者と言えるだろう。

 得点は冷静なPKと強烈なヘディングシュートによるものが大半を占める。そのなかでラモスは自身の公式インスタグラムを更新。「これこそが理由…練習だ!」と綴り、1本の動画を公開した。ハッシュタグにクロアチア代表MFルカ・モドリッチの名前が添えられており、彼による撮影と見られる。

 動画では、柱にゴムチューブを括り付け、その一端をラモスが頭に装着。負荷を掛けた状態でヘディングの際に頭を振る動作を繰り返していた。撮影されていることもあってラモスは笑いを抑え切れていなかったが、常日頃から首の筋肉強化に取り組んでいることが分かる映像となっている。

 コメント欄では元イングランド代表DFジョン・テリー氏が王冠マークの絵文字で「キング」と表現するなど、サッカー選手の間でも反響は拡大。ファンからも「真の戦士」「いつもヘディングで決める理由」「ヘディングの秘密が分かった」と多くのコメントが寄せられていた。

 抜群の強さを誇るヘディングで膠着状態の試合を動かし、何度もレアルを救ってきたラモスリーグ優勝に向けて邁進するなかで、今季はあと何回、そのヘディングからゴールが生まれるだろうか。(Football ZONE web編集部)

レアル・マドリードのDFセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】