マンチェスター・ユナイテッドフランス代表MFポール・ポグバが久々のゴールを喜び、充実ぶりを口にした。クラブ公式サイトが伝えている。

新型コロナウイルスによる延期期間を経て、再開後から長きにわたる負傷離脱から復帰したポグバ。9日に敵地で行われたプレミアリーグ第34節のアストン・ビラ戦も先発すると、57分にサインプレーを決行した右CKのチャンスから今季初ゴールを記録した。

バイタルエリア中央のスペースでキッカーのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスからグラウンダーのパスを受けると、ボールの置きどころを整え直して、低い弾道の右足コントロールショット。相手GKもノーチャンスのゴール右下隅に突き刺した。

ポグバは試合後、「今日の僕にとって、唯一のシュートだった。GKのことは知っていて、練習からトライしている形でもあった。ここ数試合もゴールを狙っていたんだけど、やっとチームの力になれて本当に嬉しい」と453日ぶりの得点に喜びの心境を語った。

しかし、充実したチーム状況にも気の緩めていない。プレミアリーグ初となる4試合連続3得点以上の勝利をやってのけたユナイテッドだが、「自分たちの戦いぶりにすごく満足しているが、誰しもが継続の必要性を認識している」と述べ、こう続けている。

「トレーニングの前から話し合っているんだ。今の状態を保たないとねって。それこそがマンチェスター・ユナイテッド。常にレベルアップを目指す。今日を含めて、ここ数週間のパフォーマンスはすごく良い。それがマンチェスター・ユナイテッドのスタンダードだ」

また、「僕自身は長く間、ケガしていたわけから、自分のこと、復帰、チームのヘルプだけに集中している」とも主張。「今季はヨーロッパリーグ(EL)とFAカップを制するという2つの目標がある」とも述べ、「自分たちの最大の敵は自分たちだ。試合開始15分のようなプレーじゃなくて、勝負を決めたようなプレーを続けないと」と話した。

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