らくだ著コミックの「マイ ベイカー」を、本仮屋ユイカ主演でドラマ化した「マイラブ・マイベイカー」が、ひかりTVにて7月10日(金)より順次配信される。そこで、パン店の店長・小岩美々子を演じる本仮屋ユイカと、寡黙な青年・北薫を演じる飯島寛騎に、作品の見どころや撮影の裏側などを聞いた。

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マイラブ・マイベイカー」は、パン店を舞台に、好きなのに気持ちを伝えられない恋愛ベタな男女を描いた”ムズキュン”必至のラブストーリー。アルバイトが辞めてしまい、人手不足に悩んでいた美々子の元に、ある日生意気な青年が現れる。新人バイトとして働き始めた北は、三ツ星フレンチレストランの元シェフだったが、何か秘密があるようで…。

原作コミックは全2巻のショートストーリーだが、ドラマでは恋模様も複雑に描かれており、ムズキュン必至。本作のラブストーリーについて本仮屋は、「恋の行方もどんどん読めない展開になってしまって、美々子としては気持ちの整理をつけるのが大変で、もうどうすればいいのって感じでした(笑)」と振り返る。同じく飯島も恋の展開が読めなかったようで、「僕たちにも先の展開が分からなかったので、撮影が進むにつれて、この先どう展開していくんだろうねっていう話をして現場で盛り上がりましたね」と告白。

パン店が舞台なだけに、実際にパンを作るシーンも見どころの一つだが、初めての経験にすぐにはうまくいかなかったようで、「飯島さんは最初から上手で、先生も監督も褒めていました。美々子と北くんが一緒に生地をこねるシーンがあって、私がこうだよって教えなきゃいけない立場なのに飯島さんの方が上手なんです(笑)」と本仮屋が飯島の器用さを誉めていたが、飯島もなかなか苦労したようで、「冒頭にカスタードクリームを作るシーンがあるのですが、結構きつくて腕がパンパンになって大変でした」と、2人ともパン作りの大変さを実感できた様子。

そんな2人のパンにまつわる思い出はというと、本仮屋からは「私は中学生の頃に、学校の近くにすごく好きなパン屋さんがあって、ある時、課外授業で職業体験をすることになったんですが、そのお店で職業体験をさせてもらいました。ですからパン屋さんになるのは、人生で2回目なんです(笑)」と、パン屋さんと縁があるエピソードが。

また一方、飯島は「僕は小学校の給食の揚げパンです。めちゃくちゃおいしくて、食べ過ぎたら胸やけになってしまうんですけど、でもまた給食に揚げパンが出たらテンション上がってたくさん食べてしまうんです(笑)。僕の中で、揚げパンは給食界の王様でした」と、感慨深げ。

そして本仮屋は、「すごくかわいいお店の中で、おいしいパンに囲まれて、個性豊かなキャラクターたちが登場するので、隅から隅まで楽しんでいただける物語だと思います。美々子もあっちにいったりこっちにいったりで大変ですが、私たちも“えっ、この展開?”ってびっくりしながら撮っていました(笑)。それだけ面白い作品になっているので、難しいことを考えずにリラックスして見てください」と自信を持ってアピール。

飯島も「時間をかけて、汗水流して愛情を注いで作っているパンが映像にも映っていると思うので、そういうところも楽しんでいただければと思います。あと今回は“ムズキュン”というキャッチコピーなのですが、恋愛のシーンはハラハラドキドキすると思います。急な展開もあるので、そのあたりも注目して見ていただければと思います」と熱く語った。(ザテレビジョン

ドラマ「マイラブ・マイベイカー」に出演の本仮屋ユイカと飯島寛騎