7月3日から続く豪雨「令和2年7月豪雨」は、この先も大雨に警戒が必要です。

降り始めからの雨量は、九州、四国などですでに1000ミリを超えているところがありますが、さらにあす11日夕方にかけての24時間雨量は、多い所で九州北部で250ミリ、四国で200ミリ、12日にかけての48時間雨量は、東海や九州北部で250ミリから350ミリの予想です。

雨の範囲が広く、東日本や北日本でもまとまった雨になるところがあり、土砂災害に警戒が必要です。

一方、梅雨前線の影響を受けない北海道や沖縄では、晴れるでしょう。予想最高気温は、那覇は33℃、石垣は34℃で今年一番の暑さとなりそうです。

気象予報士・崎濱 綾子)

11日午前9時の予想天気図。