10日、明治安田生命J2リーグ第4節のファジアーノ岡山vsギラヴァンツ北九州が行われ、0-2で北九州が勝利した。

再開してから3試合目となる今節。リモートマッチ(無観客試合)での2試合を終え、今節から5000人を上限に観客が一部入場しての試合となった。

岡山は5日に行われた前節のジュビロ磐田戦から2名を変更。前節退場処分を受けた田中と松木に代えて、後藤、徳元を起用した。

対する北九州は、4日に行われたFC琉球戦と同じ11人をスターティングメンバーに並べた。連勝を目指して戦う。

立ち上がりペースを握ったのは北九州。7分、高橋が右サイドを仕掛けてクロス。これに対し、ボックス内に飛び込んだ椿がヘッドで合わせるも、シュートは枠を外れていく。

さらに12分には、ボックス手前左でえたFKを國分が直接狙うが、わずかに上に外れる。18分にも中央でパスを受けた高橋が相手DFをかわしてミドルシュート。ブレ球となったが、GKポープ・ウィリアムセーブする。

押し込まれる時間が続いた岡山だったが26分、清水のクロスを、走り込んだ上門がボックス内で合わせるも、GKがセーブする。

27分には敵陣で相手からボールを奪った清水がロングシュート。枠左上に飛ぶもGK永井がセーブ。さらにパウリーニョはスローインのボールをワンバウンドでハーフボレー。しかし、これもGK永井がセーブする。

互いに交代なしで迎えた後半。北九州は54分、ボックス中央で横パスを受けた高橋が左足でダイレクトシュート。しかし、これはミートせず枠を大きく越えていってしまう。

岡山は55分、相手ボックス付近で細かくパスをつなぐと、イ・ヨンジェ、上田とヒールパスでつなぎ、最後は清水がシュート。しかし、永田がスライディングでブロックに入り、シュートは枠を外れる。

61分、加藤からのクロスをファーサイドで落とすと、鈴木が左足でシュート。相手にディフレクトすると、こぼれ球を高橋が蹴り込み、北九州が先制する。

さらに63分、自陣から縦パスが抜けると、これに反応した佐藤がドリブルで持ち込みGKと一対一に。これをしっかりと決め、リードを2点に広げる。ルーキーの佐藤は2試合連続ゴールとなった。

岡山は77分、右CKを獲得すると上田のクロスをボックス中央でイ・ヨンジェが合わせるも、枠を捉えられない。

89分にはディサロ燦シルヴァーノの浮き球のパスに抜け出した佐藤がGKとの一対一でシュート。しかし、GKポープ・ウィリアムセーブする。

アディショナルタイムには岡山がボックス手前でFKを獲得。上田のクロスからチャンスが生まれるもシュートを打てない。その後も岡山が押し込むが最後までゴールを割れず。北九州が後半の2ゴールで0-2と勝利し、連勝を飾った。

明治安田生命J2リーグ第4節
▽7/10(金)
ファジアーノ岡山 0-2 ギラヴァンツ北九州

▽7/11(土)
《18:00》
ヴァンフォーレ甲府 vs ツエーゲン金沢
アルビレックス新潟 vs 松本山雅FC

《18:30》
京都サンガF.C. vs アビスパ福岡
FC琉球 vs 徳島ヴォルティス

《19:00》
モンテディオ山形 vs 水戸ホーリーホック
ザスパクサツ群馬 vs FC町田ゼルビア
大宮アルディージャ vs 東京ヴェルディ
ジェフユナイテッド千葉 vs 栃木SC
ジュビロ磐田 vs レノファ山口FC
V・ファーレン長崎 vs 愛媛FC