毎週土曜夜7:00より、BS12 トゥエルビにて放送中の「土曜洋画劇場」。7月11日(土)は、ジュード・ロウ、ジュリア・ロバーツ、ナタリー・ポートマンら豪華キャストが共演した映画『クローサー』を放送する。

世界中でヒットした舞台劇を映画化した本作は、ストリッパーのアリス(ナタリー・ポートマン)、新聞記者のダン(ジュード・ロウ)、写真家のアンナ(ジュリア・ロバーツ)、医師のラリー(クライブ・オーウェン)という4人の男女が、愛を求めて複雑に絡み合っていく姿を描いた人間ドラマ。

第62回ゴールデン・グローブ賞では、「最優秀助演男優賞」(クライブ・オーウェン)と「最優秀助演女優賞」(ナタリー・ポートマン)の2部門を受賞。第77回アカデミー賞にも2部門ノミネートされるなど高く評価された。

4人の男女が出会って恋に落ち、三角関係となり、複雑に絡み合いながら愛を求めて傷ついていく…。「3密を避ける」が合言葉となった今、そんな“密”な関係がある種夢のように感じられてしまう作品だ。

監督を務めたのは、『卒業』(1967年)でアカデミー賞・監督賞を受賞したマイクニコルズ。舞台の映画化にあたってテムズ川や水族館などロンドンの風景を効果的に使っており、冒頭のシーンとラストシーンが呼応する見事な展開にも注目だ。

■ 映画『クローサー』 あらすじ

舞台はイギリスロンドン。新聞社で死亡記事を担当するダン(ジュード・ロウ)は、通勤途中目の前で車にはねられた若い女性・アリス(ナタリー・ポートマン)を病院へ連れて行く。

ニューヨークでストリッパーをしていて、ロンドンに到着したばかりだったアリスは、すぐにダンと恋に落ち同棲を開始。それから1年半後、ダンは新聞社を辞めて作家になり、アリスを主人公にした小説でデビューすることになる。

そんな中、写真家のアンナ(ジュリア・ロバーツ)に自身のポートレートを撮影してもらっていたダンは、アンナに一目ぼれしてしまう。さらに、医師のラリー(クライブ・オーウェン)も加わり、4人の男女の関係は複雑に絡み合っていく…。(ザテレビジョン

豪華俳優陣が愛を求め傷つく大人の男女を熱演!