2020年7月、韓国は未だに「男性至上主義国」である。だから、セクハラは、ハラスメントではなく、日常で当たり前に行われている行為だ。

 セクハラにも2種類の段階がある。「性戯弄」という言葉で冷やかしたり、身体に軽く触るケースと、「性醜行」という、胸や尻を触ったり、スカートに手を入れて太腿を触ったりするケースだ。

 昨今の#MeToo運動に、韓国の一般女性はあまり参加しない。SNSを使って声高に訴えない。訴えたとしても、長い歴史の中で、韓国の男たちが行っている行為はやまないからだ。

 80年代まで、韓国の女性は、結婚と共に家庭に入るのが当たり前であった。なぜなら、そのまま社会に居ると、セクハラされ放題だということを夫である男性がよくわかっていたからだ。夫も同じ男性に注意をしたり、行動を変えたりはしない。妻にとっては良き夫、守ってくれる夫でも、男性社会の中に入れば、セクハラ男になってしまうからだ。

 だから、妻を家庭に置いて、守るのだ。それが正しい方法かはわからないが。ただ、この80年代まで、タバコを吸う女性は「良家の女性」ではなく、夫に離婚を切り出されても仕方がない存在だった。それだけ女性の地位は低かった。

 考えてみよう。慰安婦は女性にしか極力できない仕事だとしても、簡単に女性の性を差し出す韓国人は、女性を人間とは見ていないのだ。

 韓国は、いまでも男子厨房に入らずだ。男性が厨房に入った時に、唐辛子が落ちる。唐辛子は、男性の性器の別名だ。韓国の象徴たる食べ物はキムチ唐辛子なしでは作れないモノ。つまり、男性なしでは、韓国と言う国が成り立たないという意味で、男の子が生まれたら啓蒙して育てる。

 90年代から、少しづつ男性も変わり、また女性も主張するようになったが、まだまだセクハラを公にする女性は少ない。その女性を家族が止める。

 あの怒りだしたらやまない気の強い韓国女性たちが、セクハラについて黙っているのも不思議とは思えるが、それがお家芸だとしたら、怒りが別の方向に向けられているとしか言えない。主要都市の行政トップセクハラをしていることも、さほど韓国では珍しくないらしい。

韓国のイメージ