多くの中国人にとって日本とは「健康大国」というイメージが根強い。特に、旅行で訪れた日本で、日本人の生活習慣に触れると「なぜ日本人はこれほど健康的なのか」と感じるようだ。中国メディア新浪が日本人の健康の秘訣を紹介している。

 中国メディアは、特に中国人のガンの罹患率は日本の二倍、という結果に触れ、日本人の健康の秘密を3つ紹介している。

 1つ目は「喫煙率」。中国の喫煙率は未だに高く、日本に比べ特に男性の喫煙率は特に多く48%だ。一方、日本ではタバコの価格自体も高くなり喫煙率もここ数年でも徐々に下がっている。

 2つ目は「食習慣」。日本人の食生活は規則的で、栄養バランスにも毎食気を遣っている。一方、中国は全体に脂っこい料理が多く、「栄養バランス」という観点や知識が不足している。

 3つ目は「飲酒の習慣」。中国で生まれた「乾杯」という言葉には、もともと「盃を飲み干す」という意味がある。しかも、宴会の最初だけでなく食事中何度も「乾杯」の合図とともにグラスのアルコールを飲み干さなければならない。近年ではこうした飲酒の習慣も少しずつ減っては来ているが、いまだにこうした大量飲酒の習慣は多くの地域で根強く残っている。

 こうした3つの悪習慣のためにがんの罹患率が上がっていると分析している。もちろん、こうした分析は何かの根拠に基づくものというよりは、記者の雑感に基づくもののようだ。さらに、特に「食習慣」の部分では、食の安全にかかわる考察が抜けているのが気になるところ。記事は、「中国のガン罹患率の高さは本当に恐ろしい」と率直な感想を述べている。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)

中国のガン罹患率は日本の2倍! いったいなぜだ!? 中国人が知らない3つの理由=中国メディア