「ある朝曲がり角でイケメンとバッタリぶつかって…。えっ、彼って転校生だったの!?それから…」
妄想すればきりがないですが、誰にでも憧れの恋ってあるもの。少しでもステキな恋愛をするために、ついつい背伸びをしたくもなりますよね。ですが、手の届かない恋に無理して手を出してしまうと、いろいろ我慢することも増えてなんだか疲れる恋愛になってしまいますよ。
幸せに近づきたいのであれば、等身大の恋が一番。なんだかいつも無理して疲れてしまう、という人は次のような考え方をしないよう注意するといいかもしれません。


1.嫌われたくない

「彼に嫌われたくなくって、けっこう頑張って尽くしちゃうんだけど、これってやっぱり疲れちゃうんだよね…」(21歳/大学生)
好かれようとして、または嫌われないようにと、彼が望んだことを何でもやってしまったりしていませんか?男性の望みにビシッと対応できる女性はステキなのかもしれませんが、嫌われたくないという焦りからそのような行動に出ているのなら、いずれ疲れ果ててしまいます。
ですから、「理想の彼女」を無理に演じるのはやめて、ありのままのあなたを愛してもらえるようになりましょう。


2.カッコつけたがり

「ドラマに出てくるみたいな強い女の人が好きで、つい演じちゃうときがある。『今日はワリカンね』みたいなことサラッと言ってるけど、本当は切におごってほしい」(28歳/コンサルティング)
漫画みたいな“ステキ・ラブストーリー”に縛られているあなた。ステキなカフェでデートして、ステキな会話をして、別れ際はドラマチックに…と、恋をするのにカッコつけてはいませんか?恋に恋している女性やプライドが高い女性など特にそうですが、自分の気持ちを抑えて理想の恋愛に近づけようとしてしまう傾向があります。
だいたい無理しているとしたら周囲から見え見えですから、変な意地は捨ててもっと自分に素直になりましょう。


3.他人と比較する

「よそのカップルの話とか聞いて、良いな~とかって思って、勝手に苦しくなっちゃうときある。なんで私はああいう恋できないんだろ、とか思って頑張ってみるんだけどやっぱ無理なんだよね」(21歳/受付)
“隣の芝は青い”とよく言うように、他人の恋は情熱的に見えるものです。もうアツアツすぎて真っ赤に見えるでしょう。
ですが、「あの子たちに比べて、私たちの恋はイマイチ…」と他人の恋愛の幻に惑わされてしまうと、彼とのいいお付き合いとは何なのかを正しく見つめられなくなってしまいます。
自分たちの恋を過小評価して頑張りすぎてしまうだけですから、取り越し苦労が多くなってしまいますよ。


4.理想が高すぎ

「なんか、恋に背伸びしちゃう人ってそもそも理想が高すぎるんだよ。届かないところをいきなり目標に掲げてもムリムリ。」(26歳/銀行)
2.と3.の根本的な原因にあたるのがコレ。そもそも恋愛に対する理想が高すぎて、満たされないことが当たり前になってしまっているんです。
恋にしろ仕事にしろ、自分をありのままに評価できないと、自分も、それに付き合わされる周囲も苦しくなってしまういっぽうですよ。
恋愛に対してドリーミーな理想を掲げて、それに向かって実際に行動できるのはパワフルでいいですが、そのうち消耗してしまうのは目に見えています。それよりは、恋にひたむきなそのパワフルさを素直に自分で評価して、満足感のある恋にしたほうがよいでしょう。


おわりに

ステキな恋ができたら素晴らしいことですが、何もそれって目指すものではありません。彼との関係性を考えていくなかで、結果的に理想の恋愛に近づいていけたらいいですね。(松宮詩織/ライター)
(ハウコレ編集部)

「なんだかいつも無理しちゃう...」等身大の恋愛ができない人の特徴