JAL日本航空)は2020年7月9日(木)、国際線における8月1日(土)から31日(水)までの運航計画を発表。新型コロナの影響で当初の計画比で90%減便となるものの、臨時便や増便なども計画されます。

JAL日本航空)は2020年7月9日(木)、国際線における8月1日(土)から31日(水)までの運航計画を発表。新型コロナの影響で当初の計画比で90%減便となるものの、臨時便や増便なども計画されます。

羽田~ホノルル線では、8月に計4往復の臨時便を設定。JALはこれを、ハワイへの赴任や留学、またはハワイ在住で日本への一時帰国が必要な利用者などに加え、貨物、郵便といった、最低限の経済活動、生活に必要不可欠な渡航、輸送のニーズに応えるためとしています。このほか、ロサンゼルス発関西行きについても、臨時旅客便が設定されます(日本発は貨物便での運航)。

また成田~ボストン線の旅客便運航を再開するほか、羽田~パリ線、成田~フランクフルトバンコクホーチミンハノイ・マニラ線を増便。このほか、7月に引き続き、北米・ヨーロッパ・東南アジア東アジアオセアニア方面で、物流維持の観点から旅客機の貨物スペースを利用した貨物専用便を運航するとのことです。

JALは、今後も各国の出入国制限や検疫体制などを見極めながら、需要動向に応じて臨時便や増便を柔軟に実施するとしています。

羽田空港のJAL機(2020年、乗りものニュース編集部撮影)。